マレーシアGP決勝でF1初の2位表彰台を獲得したザウバーのセルジオ・ペレスは、レース後の記者会見で「優勝が見えていただけに残念」だと終盤のミスを悔しがった。
本当は優勝できたのではないですか? と問われたペレスは「うん、そうなんだ」と応え、次のように続けた。
「フェルナンド(・アロンソ)を終盤どんどん追い上げていったけど、すべてのセクターでタイヤのデグラデーションが起きていて、厳しいなかでコーナーをミスして膨らんでしまった。ギリギリのカーブのところでダーティーな部分に入ってしまい、そこがウエットだった。たぶん、ここで優勝を逃したんだよね。そこから追い上げるのは厳しかった。優勝が見えていただけに残念だよ」
「本当にチームがいいタイミングで(ピットに)入れてくれて、1回目のピットストップは最高だった。素晴らしい瞬間だった。フェルナンドは2回目のピットに僕より1周早く入ったので、それでギャップを築かれてしまったね。その後はずっと速かったので、追い上げることができたんだけど…。でも本当にチームに感謝している。本当に良くやってくれたよ」