プレスインフォメーション\t2011年5月01日
2011年の開幕ラウンド(第3戦)を見事に制したのは#14 GARMIN Porshce 安岡秀徒!
ポルシェ カレラカップ ジャパン 2011 第3戦 (富士) 決勝
富士スピードウェイ. ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:黒坂 登志明)とポルシェ カレラ カップ ジャパン (PCCJ) 委員会は、ポルシェ カレラカップ ジャパン 2011年シリーズ 第3戦 決勝レースを、2011年5月1日(日) 富士スピードウェイ(静岡県)にて開催いたしました。
天候:雨 路面:ドライ 気温:14℃ 路面温度:12℃
5月1日、Porsche Carrera Cup Japan(PCCJ)の第3戦が富士スピードウェイで開催された。木曜日の合同テストから土曜の予選までは天候に恵まれたが、決勝日は朝から雨に見舞われた。それでも富士スピードウェイには3万6千人の観客が集結し、サーキット内は熱いモータースポーツファンたちの声援に包まれていた。
土曜日の予選で圧倒的な速さを誇り、ポールポジションを獲得したのは#14 安岡秀徒。PCCJ育成ドライバーとして2シーズン目となる今年は「絶対にチャンピオンを獲らないといけないシーズンです」と自らにプレッシャーを与えてモチベーションを高めてきたという。そんな#14 安岡を予選で僅差まで追い詰めたのが#22 Michael Greenだ。PCCJルーキーながら、木曜合同テストの自己ベストから1.3秒もタイムを縮めて#14 安岡のコンマ2秒差まで詰め寄って2番手を獲得した。グリッドはこの2台に#16 横幕ゆぅ、#15 神取彦一郎、#5 高見澤一吉、#47 藤田明、#44 Akira、#18 大久保仁という順に並んだ。
スタート直前には小雨になっていたが、昨日の予選同様に強風が富士スピードウェイを吹きぬけていた。フォーメーションラップを終え、スタート時刻は12時3分。#7 海宝善昭だけスリックタイヤを履きグリッドへ。回復傾向にある天候で路面が乾くと賭けの戦略に出た。シグナルブラックアウトで2011シーズン最初の決勝がスタート。まずまずの動き出しを見せたポールポジションの#14 安岡だったが、1コーナーまでの直線で4番手スタートの#15 神取が並びかける。後方には#22 Michael、#5 高見澤の順で続き、3番手スタートの#16 横幕はエンジンストールからの再スタートで出遅れていた。
1コーナーで#15 神取に先行を許した#14 安岡はヘアピンで抜き返してトップへ返り咲く。そこから2台は1分55秒台で接近戦を演じながら後続を引き離す。「スタートの段階ですでに路面が乾いている場所もあり、タイヤが心配だったので序盤はセーブしました。レース中盤からまた雨が降り出してからは自分のペースで走れました」という#14 安岡は4周目以降から#15 神取を引き離し、雨が強くなり始めた6周目の段階で4秒以上の差を築いていた。後方では3周目に3番手を走る#22 Michaelが1コーナーで「リヤをロックさせてしまい」単独スピン。一気に11番手までポジションダウンを喫していた。#22 Michaelの抜けた3番手争いは#5 高見澤、#47 藤田、#18 大久保、#44 江本、#17 飯田太陽らによって繰り広げられ、そこにスタートで失敗した#16 横幕が追い上げに加わった。#16 横幕は5周目に#17 飯田、#44 江本を次々にパス、8周目に#47 藤田に抜かれた#5 高見澤を攻略。その後も猛追の手を緩めず、3番手の#47 藤田を肉迫した。
緊張感漂う3番手争いの中で#18 大久保は冷静に周回を重ね、11周目に#5 高見澤を抜き5番手に上がり、#47 藤田と#16 横幕の2台のバトルを背後で見守りチャンスを待っていた。緊張感がピークに達したのが、12周目だった。#16 横幕が1コーナーで#47 藤田のインを突く。「少しオーバースピードでコーナー途中でリヤが滑ってしまった」という#16 横幕がハーフスピン。「絶対に止まりきれないとすぐ分かったからクロスラインで身構えていた」という#47 藤田もそれを避けきれずに2台は軽く接触。#16 横幕は完全にスピンする形からの再スタートを強いられたが、#47 藤田はそのまま走り続け3番手をキープした。これで4番手は#5 高見澤、5番手は#16 横幕、6番手は#18 大久保というオーダーになった。
レース中に雨は強くなったり弱くなったりを繰り返したが、#14 安岡の安定感が崩れることはなくチェッカーでは後続を約13秒も引き離しての独走優勝を飾った。マシンを降りると安堵の表情を見せたが、週末の内容に満足はしていなかった。「勝てましたが、金曜から決勝までの組み立てがぜんぜんダメです。まだまだ進化する余地はあるし、もっと上を目指したいです」。2番手に入ったのはジェントルマンクラスの#15 神取で、序盤は#14 安岡に負けないラップを刻み、そこで築いたマージンを最後まで守った。「やりましたね(笑)。レインタイヤは序盤でもうボロボロ状態だったんです。それで総合2位、ジェントルマンクラス優勝。もう言うことないぐらい満足してますよ」。総合3位はチャンピオンクラスの#47 藤田。「雨量が常に変わって、毎周ブレーキングポイントも変わる難しいコンディションでした。生まれて2回目の雨のレースでしたが、狙いどおりのレース展開ができて良かったです」。チャンピオンクラスの3位には「ブレーキバランスがフロント寄りすぎて強いブレーキングのコーナーが厳しかった」という#5 高見澤が入った。ジェントルマンクラス2位は#16 横幕、3位は#17 飯田太陽という順位だった。
PCCJはこの後、延期された第1戦/第2戦が5月21日〜22日に岡山国際サーキットで開催される予定となっている。クラスを越えて「打倒・安岡」という思いが広がりつつある中で、#14 安岡は連勝していくことができるのか、また#22 Michael、#16 横幕といった今回速さを見せたドライバーたちの急成長もPCCJを盛り上げていく期待要素になりそうだ。
■第3戦 決勝結果
Pos.\tCar#\tDriver\tClass\tCar Name\tGap
1\t14\t安岡 秀徒\tC\tGARMIN PORSCHE\t29'23.858
2\t15\t神取 彦一郎\tG\tパワーステーションサムライ\t+13.128
3\t47\t藤田 明\tC\tRIRE RACING\t+21.595
4\t5\t高見沢 一吉\tC\t高見沢整骨院OSSOポルシェ\t+24.674
5\t16\t横幕 ゆぅ\tG\tYOU DIRECTION\t+25.353
6\t18\t大久保 仁\tC\tケーズフロンティア GT3\t+27.989
7\t22\tMichael Green\tC\tMIKE DIRECTION\t+33.284
8\t17\t飯田 太陽\tG\tケーズフロンティア GT3\t+37.282
9\t44\tAkira\tG\tクラリオンRS セリザワGT3\t+38.663
10\t3\t江本 玄\tG\tアキラレーシング GT3\t+39.059
11\t6\tArterossi\tG\tARTE-DIRECTION\t+1'03.637
12\t8\t櫻井 澄夫\tG\tロードサービス GT3\t+1'07.216
13\t7\t海宝 善昭\tG\tタカラ樹脂 GT3\t2Laps
以上完走\t
ベストラップ : (C) #10 安岡 秀徒 1'55.035 (3/15)
ベストラップ : (G) #15 神取 彦一郎 1'55.265 (2/15)
