英AUTOSPORTが2013年F1暫定カレンダーの最新版を明らかにした。ニューヨークのマンハッタンをバックに開催されるニュージャージーでのアメリカGPが予定通りカレンダー入りし、それと入れ替わるかたちでバレンシアのヨーロッパGPが姿を消した。
今週末、F1シンガポールGPを前にチームに提出された暫定カレンダーによれば、2013年のF1は、3月17日にオーストラリアGPで開幕し、11月24日のブラジルGPで最終戦を迎えることが明らかになった。
F1ボスのバーニー・エクレストンは、8月のサマーブレイクを前に、2013年のカレンダーが今季同様の20戦になると認めていたが、今回明らかになった来季のカレンダーは、彼の言葉通り、全20戦のグランプリから構成され、バルセロナとの交互開催が示唆されていたバレンシアでのヨーロッパGPは、新規開催となるニュージャージーと入れ替わるかたちとなった。
その他には大きな驚きとなるトピックは含まれていないが、ニュージャージーはカナダGPとの2週連続開催となるため、次のイギリスGPが一週前倒しされ、逆に次のドイツGPまでは3週間のインターバルが置かれた。8月のサマーブレイクは今季同様、ほぼ1ヶ月という長期の休みとなる。
一方、復帰の噂があったトルコGPと2013年9月という具体的なスケジュールまで明らかになったフランスGPは含まれず。ニュージャージーとシンガポール、そして韓国GPは契約問題とコースの承認が必要なため暫定扱い。日本GPはJAFが申請した10月13日ではなく10月6日となった。
今回の2013年カレンダーは、9月28日に開かれる世界モータースポーツ評議会に提出され、承認を受ける運びとなっている。