スーパーGT500クラスに参戦するニッサン、レクサス、ホンダの3メーカーが今季体制を発表したほか、例年より早くGT300参戦の各チームが体制を発表。出揃いはじめたスーパーGTの2015年シーズンの顔ぶれだが、今季のエントリーは44台になるとGTアソシエイションの坂東正明代表が明かした。

 これは、1月13日〜15日に行われた大阪オートメッセでのトークショーで、坂東代表が明かしたもの。オートメッセではスーパーGTがブースを出展し、3メーカーのGT500マシンが登場したほか、GT300マザーシャシーも展示され、谷口信輝、大嶋和也とともに坂東代表がトークショーに出演した。

 この中で坂東代表は、DTMドイツツーリングカー選手権との車両規定統一化による『クラス1』規定について説明したほか、GT300クラスのFIA-GT3車両についてのSROとのコラボレーション、それに対するJAF-GTの存在、GT300マザーシャシーについてファンに説明した。

 さらに坂東代表は、「これは言っていいのか分からないけど、40台がエントリーされていて、新規が4台。トータルで44台で、SUGOでは予選落ちが出る」と明かした。すでにGT500は各メーカーから台数が発表されているが、すべて足すと15台。すなわちGT300クラスは29台が揃う計算になる。

 すでにオートスポーツwebではGT300クラスの予想ラインナップを1月27日に掲載したが、この時に掲載した表から、その後活動休止が明らかになったTEAM無限、チームタイサンを減らすと28台しかいない。では、残りの1台はどのチームなのだろうか?

 改めて取材を進めてみると、まだ噂の段階だがJLOCがひさびさに3台をエントリーするのではないかという情報が入ってきた。JLOCは今季途中からウラカンGT3を投入することを明らかにしているが、開幕からの投入は現実的ではない。ではガイヤルドが3台なのだろうか? 詳細は今後明らかにされていきそうだ。

 ちなみに、もし仮に44台すべてが出走した場合、スーパーGTには最大出走台数というのが各コースによって定められているため、坂東代表の言うとおり予選落ちが出る可能性がある。最大出走台数は昨年を参考にすると富士、鈴鹿が45台、岡山、もてぎ、オートポリス、タイが42台。SUGOが40台となっている。

 なお、27日に掲載したオートスポーツwebの予想エントリーを現在の情報をもとに、GT500を加えアップデートして掲載しておくので、ぜひご参照頂きたい。

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