D1GPに参戦している斎藤太吾(SUNOCO FAT FIVE RACING)がドリフト世界最高速記録を更新した。この記録は5月16日・17日と鈴鹿サーキットで開催されたD1GP鈴鹿ラウンドで更新されたもの。

 これまでの世界記録は、ポーランド人レーシングドライバーのKuba Przygonski氏による時速217.973km/h。その時のマシンはトヨタ86をベースに大掛かりな改造を加えたチューニング車で、最高出力は1100馬力近いマシンだった。一方、斎藤のマシンはそれよりもパワーの少ない1000馬力オーバーにチューニングされたトヨタ・マークⅡ。高速ドリフトが特徴の鈴鹿サーキットで斉藤は驚異の234.1km/hのドリフトを決めてドリフト世界最高速記録を更新した。

 この日、斉藤は久しぶりの決勝に駒を進めると、最後はランキング首位の川畑真人(Team TOYO TIRES DRIFT TRUST RACING)との対戦となった。この2人が操るマシンJZX100マークⅡとR35 GT-Rは車両パワー的にはどちらも今のD1では最強とも言える2台。その最高峰パワーバトルの1本目は斉藤が先行し、後追いの川畑のマシンが振られたことで斉藤にアドバンテージつく。続く2本目は川畑が10ランク(点数的には100点)の走りを決めたが、斉藤も234.1km/hの驚異的なドリフトをノーミスで決めて見事総合優勝を勝ち取った。

 そんな斉藤の驚異的なドリフトも収録された、ビデオオプションVol.256が全国の書店・コンビニ、ダイレクト通販(http://www.v-opt.co.jp)で発売中。この他にも、D1マシンを群馬サイクルスポーツセンターへ持ち込み走行した「峠ドリフト」、谷口による新型ロードスター箱根インプレ、オートキャンプ推進企画に珍車試乗企画が収録されているので、気になる方はぜひサンプル動画もチェックしてほしい。

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