11日、富士スピードウェイで今季スーパーGT300クラスに登場するニッサンGT-RニスモGT3のうち、NDDP RACINGをのぞく3台の車両がシェイクダウンを行った。
今季のGT300クラスには、3号車NDDP RACING、7号車Bonds Racing、48号車DIJON Racing、360号車TOMEI SPORTSという4台のニッサンGT-RニスモGT3が登場予定だが、このうち、すでにカラーリングも施され、星野一樹/佐々木大樹というふたりによって積極的にテストをこなしている3号車をのぞく3台が、11日富士スピードウェイに揃った。
3台のGT-Rのうち、純白のカラーリングは3月9日にファクトリーに車両が届いたばかりの7号車OGT Bonds Racing GT-R。15時から行われた走行では、すでにチームのドライバーに決定しているイゴール・スシュコがステアリングを握りコースインした。
一方、48番のゼッケンと、チームのロゴをつけて走行したのはDIJON Racingの48号車DIJON Racing GT-R。こちらもファクトリーに届いたばかりのニューマシンで、高森博士と今季からチームに加入する千代勝正がステアリングを握った。
また、これまでのスーパーGT参戦のGT-Rとは異なる印象のブラックのカラーリングで登場した2012年バージョンのGT-Rは、360号車RUN UP GROUP GT-R。こちらは白坂卓也がステアリングを握りコースイン。周回を重ねた。