スーパーGT500クラス、GT300クラスに参戦しているARTA Projectは12日、2014年のチーム体制を発表し、今季参戦車両のカラーリングを明らかにした。
昨年はARTA HSV-010でGT500クラスを戦うとともに、GT300クラスにARTA CR-Z GTを投入したARTA Project。すでに発表されている通り、今季からDTMドイツツーリングカー選手権と車両規則を統一したGT500クラスでは新たにARTA NSX CONCEPT-GTを投入。GT300クラスは、昨年に引き続きARTA CR-Z GTでシーズンを戦う。
GT500クラスに投入される8号車ARTA NSX CONCEPT-GTは、2月末に鈴鹿サーキットで行われた合同テストでシェイクダウン。その後3月5日に岡山国際サーキットで行われた合同テストでも走行しているが、カラーリングは一部以外は施されていなかった。
12日に発表されたARTA NSX CONCEPT-GTのカラーリングは、オートバックスのオレンジとグレー、ブラックが組み合わされた昨年までのイメージを引き継いでいるとみられるものの、ルーフからリヤにかけてマシンの中心を通る形でオレンジのラインが追加されているほか、サイドのゼッケンの位置がフロントタイヤ寄りになるなどの変更がなされている。55号車ARTA CR-Z GTも、同じく昨年のイメージを引き継ぎつつ、ルーフやリヤの中心線にオレンジのラインが追加されている
ドライバーも既報の通り、松浦孝亮と元F1ドライバーのビタントニオ・リウッツィがARTA NSX CONCEPT-GTをドライブ。ARTA CR-Z GTは、高木真一/小林崇志のコンビが引き続きステアリングを握る。また、鈴木亜久里監督、土屋圭市エグゼクティブアドバイザーという体制も継続となっている。
