ARTA Projectレースレポート

第8戦 ツインリンクもてぎ 決勝レポート(GT300)

最後尾からの猛追も及ばず、来季に期待

 午前のフリー走行は、決勝をタイヤ無交換か、全輪交換なのか、あるいは2本交換で戦略を組めるのかどうかの確認を行った。燃料を重く積んだ状態での確認走行だったので、1発のタイムは気にせずアベレージの高いラップを狙った。最後尾スタートなので、ポイントを獲得するには戦略が鍵となる。

 スタートは高木真一。高木は慎重にスタートを切り、順調に順位を上げていった。18番手までポジションを上げた20周目にルーティンのピットイン。午前のフリー走行では2輪のみの交換が有効と判断し、後輪のみ交換して小林崇志をコースへ送り出した。

 小林はトップグループに匹敵するタイムで周回を重ね前車を追っていく。36周目には14番手まで順位を上げ、このままのペースで周回を重ねればポイント圏内も狙える手応えがあった。しかし、小林はダウンヒルストレート後の90度コーナーでスピンを喫してしまい、順位を2つ落としてしまう。小林はすぐにコースに復帰して2周後には15番手までポジションを回復するが、快走も及ばず15位でレースを終えた。

 今季はハイブリッドの特性を掴むのにチームもドライバーも非常に苦労した。第3戦・4戦と連続優勝したことは、大きなアピールとなったが、それ以外はポイントを獲れなかったことが影響し、ランキングも7位止まりとなってしまった。来季は今年のデータを活かして、安定したスピードを発揮して、チャンピオンを狙っていきたい。

 1年間応援ありがとうございました。

鈴木亜久里監督のコメント
「ポテンシャルの高い車だから、これをきちんと勝負させることが出来なかったのが残念です。レース中のタイムも良かったし、本当に悔しいね。来季はチャンピオンを獲れるように頑張りますので、また応援宜しくお願いします」

星学文エンジニアのコメント
「最後尾からのスタートだったんですが、戦略とドライバーの頑張りで、そこそこのポジションまで上がってくることが出来ましたが、終盤にスピンしてしまったのでこういう結果になってしまいました。しかしJAF GPも残っているので引き続き頑張っていきたいと思います」

高木真一選手のコメント
「午前はタイヤカスを拾ってしまう問題などありましたが、午後気温が上がり晴れてくれれば、そのコンディションでのテストができていたので、それを期待していました。実際走ってみたら、2-3番手の車とほぼ同じペースで走れていましたが、ストレートが伸びなくて抜くのが大変でした。そういうこともあって早めにピットインをしてピット作業も早くして前に出るという戦略を取ろうと思いました。しかし、2つ隣のピットにルーティンのピットインをしているマシンがあり、斜めにピットに入らなくてはならなくなり、作業に時間がかかってしまいました。後半のペースも非常に良かったのでバランスは良かったのだと思います。やはりスタートの位置とピット作業の問題もあって前に出られませんでした。今年1年応援ありがとうございました。今年は2勝出来たのが唯一の救いですが、まだJAF GPが残っているので頑張ります」

小林崇史選手のコメント
「今日は最後尾スタートなので厳しい戦いをしなくてはなりませんでしたが、早めのピットインでクリアなところでペースを上げていく作戦でした。しかしピットアウト直後は思うようにペースを維持できず、作戦を上手く機能させることが出来ませんでした。終盤、前のマシンがミスをしたので勝負に出たのですが、失敗して順位を落としてしまいました。昨日の予選から自分で流れを崩してしまっているので、皆に申し訳ないと思っています。今年は良いレースもありましたが、ミスも多かったので、この反省を生かしもっと良いドライバーになれるように頑張ります。1年間ありがとうございました」

本日のレースクイーン

佐々木美乃里ささきみのり
2026年 / オートサロン
SHIBA TIRE
  • auto sport ch by autosport web

    FORMATION LAP Produced by autosport

    トランポドライバーの超絶技【最難関は最初にやってくる】FORMATION LAP Produced by auto sport

  • auto sport

    auto sport 2026年3月号 No.1617

    [特集│技術系SGT関係者 覆面座談会]
    タイヤワンメイク時代の
    スーパーGTを考える

  • asweb shop

    STANLEY TEAM KUNIMITSUグッズに御朱印帳が登場!
    細かい繊細な織りで表現された豪華な仕上げ

    3,000円