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スーパーGTニュース

投稿日: 2013.11.03 00:00
更新日: 2018.02.16 19:48

ARTA CR-Z、最後尾から追い上げも15位完走


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ARTA Projectレースレポート

第8戦 ツインリンクもてぎ 決勝レポート(GT300)

最後尾からの猛追も及ばず、来季に期待

 午前のフリー走行は、決勝をタイヤ無交換か、全輪交換なのか、あるいは2本交換で戦略を組めるのかどうかの確認を行った。燃料を重く積んだ状態での確認走行だったので、1発のタイムは気にせずアベレージの高いラップを狙った。最後尾スタートなので、ポイントを獲得するには戦略が鍵となる。

 スタートは高木真一。高木は慎重にスタートを切り、順調に順位を上げていった。18番手までポジションを上げた20周目にルーティンのピットイン。午前のフリー走行では2輪のみの交換が有効と判断し、後輪のみ交換して小林崇志をコースへ送り出した。

 小林はトップグループに匹敵するタイムで周回を重ね前車を追っていく。36周目には14番手まで順位を上げ、このままのペースで周回を重ねればポイント圏内も狙える手応えがあった。しかし、小林はダウンヒルストレート後の90度コーナーでスピンを喫してしまい、順位を2つ落としてしまう。小林はすぐにコースに復帰して2周後には15番手までポジションを回復するが、快走も及ばず15位でレースを終えた。

 今季はハイブリッドの特性を掴むのにチームもドライバーも非常に苦労した。第3戦・4戦と連続優勝したことは、大きなアピールとなったが、それ以外はポイントを獲れなかったことが影響し、ランキングも7位止まりとなってしまった。来季は今年のデータを活かして、安定したスピードを発揮して、チャンピオンを狙っていきたい。

 1年間応援ありがとうございました。