第4戦 SUGO 決勝レポート (GT300)
ウェットでのデータ不足でポイント届かず
今朝行われた予選は高木真一が担当した。ウェットコンディションでの走行が殆ど無かったのでデータが無く、手探りでセッティングを進めていた。バランスは悪く無いものの、なかなかタイムが出ない。全体のレベルアップやウェットコンディションでのデータ収集がもう少し必要だ。予選は不本意な15番手で終了したが、決勝は何が起こるか分からないので、上位進出を目指しチームはセッティングの見直しと戦略を練った。
スタートはいつもと同じ高木真一が担当した。スタート直後はポジションをあげたりさげたりするものの、10周目過ぎあたりからポイント圏内に手が届きそうなところまでポジションを上げてきた。上位の脱落もあり、21周目には11番手までポジションアップ。
38周目にルーティンのピットインを行うまでに高木は順位を7番手まで上げて小林崇志にバトンタッチ。小林は17番手でコースに復帰したが、45周を過ぎたあたりからエンジンのパワー不足を無線で訴えてきた。
しかし、小林は順位を落とすこと無く走行を続けていた。60周に差し掛かる手前で雨が降り始めたので、小林はピットに入りタイヤ交換を行った。タイヤ交換後も安定した走行を続けたが、終盤に1台抜かれてしまい、16位でレースを終えた。
エンジンのパワーダウンは原因究明中だが、ウェットコンディションでの走行データが少なかった影響が非常に大きかった。今回はデータを少し収集出来たので、次回雨天の時はこれを生かしたい。今回はポイント獲得が出来なかったので、次回は大量得点を狙いたい。
鈴木亜久里監督のコメント
「雨のデータが無かったのが痛かったね。でも良いところもあったので、上手くつなぎ合わせて、後半戦は上位でポイントを獲得して、チャンピオン争いに残りたいね。頑張ります」
一瀬俊浩エンジニアのコメント
「予選へ向けて昨日のデータを分析して、雨のコースコンディションを想定してセッティングを進めました。しかし、コンディションの変化に上手く対応出来ず、予選のタイムと順位は納得できるものではありませんでした。決勝についてですが、序盤はドライになるだろうと想定し、セットを戻しました。週末、ドライコンディションでの走行はなかったのですが、ドライバーからは良い評価をもらえました。タイムも良かったのですが、セカンドスティントは原因不明のエンジンパワー不足の影響もあり、順位を上げることが出来ませんでした。今回は雨のデータも少し取れたので、次回の雨に生かしたいです」
高木真一選手のコメント
「言い訳になっちゃうかも知れませんが、このマシンによるウェットコンディションでの走行は初めてに近かったので、殆どデータがありませんでした。しかし、決勝では路面がだんだん乾いてきたので、ペースが良くなってきました。ボクたちの良いところを出せたので、このままいけば順位を上げられると思いました。しかし、他車に引っかかってしまったりしている間に雨が降ってきたり、ボクたちにとっては有利な方向にいきませんでした。今日みたいに目まぐるしく変わるコンディションは、先の展開を上手く読むことができたり、戦略がうまい具合に合う事が重要なので難しいレースでしたね。次回も頑張ります」
小林崇志選手のコメント
「高木さんもドライコンディションになったらとても速く、ボクも単独で走れれば順位を上げられるという気持ちでピットアウトしていきました。しかし、エンジンのパワーが出なくて速く走ることが出来ませんでした。原因はまだ掴めていませんが、ポイントを獲得できると思っていたので、非常に残念でした。次の富士に気持ちを切り替えていきたいと思います」
