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スーパーGTニュース

投稿日: 2013.07.27 00:00
更新日: 2018.02.16 17:33

ARTA CR-Z GT、50kgのハンディも僅差で2番手


ARTA Project
第4戦 SUGO 予選レポート(GT300)

50kgのハンディも僅差で2位

 前回のセパンで優勝を果たしたARTA CR-Z GTは、50kgのウェイトハンディを載せ第4戦を戦う事になった。1週間前に鈴鹿サーキットで行われた合同テストでもこのウェイトを載せ走行したが、安定したスピードで上位に
食い込む事が出来た。

 午前のセッションは霧や雨でコンディションが安定しなかったが、バランスの確認を行いながら予選をむかえた。

 予選はドライコンディションで始まったが、殆どドライでの走行をしていないARTA CR-Z GTは手探りの予選となった。しかし、そんな状況でもQ1を担当した小林崇志はコースレコードを塗り替るタイムでQ1を通過した。

 Q2を担当した高木真一は、ドライコンディションで殆ど走行していなかったので、限界を探りながらタイムアタックを敢行した。惜しくもトップと0.009秒差というタイムだったが、2番手で予選を終える事が出来た。ARTA CR-Z GTは2戦連続優勝を目指して、明日の決勝に挑む。

鈴木亜久里監督のコメント
「前回の優勝でウェイトも増えて、リストリクターも小さくなっちゃったけど、このマシンはコーナーリングスピードが速いね。もちろんタイヤとのマッチングが非常に良いっていうのもあるけど、うまくセットアップが進んでいると思うね」

星学文エンジニアのコメント
「午前はコンディションが安定しなかったので、バランスの確認がなかなか出来ませんでした。午前中の最後に少しだけドライコンディションでの走行が出来ました。この走行である程度方向性を決める事が出来ました。予選はそこから微調整するだけに留め、Q1に挑みました。Q1で小林のコメントを聞きながら、Q2に向けて、さらにドライコンディションに合うようにセッティングを変更しました。僅差で2番手になりましたが、良い結果を得られたと思います。明日は天候が分かりませんが、晴れれば今日のセットアップで行きますが、雨になれば今日の午前のデータを元にマシンを作っていきたいと思います」

高木真一のコメント選手のコメント
「午前のセッションでは殆どウェットコンディションだったので、ドライのチェック走行がほぼ出来ない中で予選になりました。それに加え、500クラスの予選の後でラバーが乗っていた事もあり、ギアの使い方にちょっと戸惑ってしまいました。通常なら2回しかアタックしませんが、今回は3回アタックさせてもらいました。その3回目のアタックで、どこが何速で走るかというのが分かりました。いきなりのドライの予選ではありましたが、自分なりに楽しめた予選でした。結果的に2番手でしたが、良しとしなければいけないと思います。明日はコンディションがまだ分かりませんが、ドライならタイヤがどのくらい持つか読めないので、様子を見ながら的確な判断をして、戦っていきたいと思います。明日は最低でも表彰台を狙います」

小林崇志選手のコメント
「朝の走行は路面コンディションがウェットだったので、ドライのセットを進められないまま予選になってしまいました。Q1はなんとか上手く走る事が出来ました。Q2は9/1,000秒差で2番手でしたが、優勝を狙えるポジションにいるので、優勝目指して頑張りたいと思います」


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