第3戦 オートポリス 予選レポート (GT300)
ポールは逃すも、明日はフロントローから
午前の走行は高木真一がセッティングを進めていった。走り出し直後に高木はパワー不足を訴えており、順位は16番手と低迷した。しかし、予選ではハイブリッドを数回使えるので、予選ではもう少し上のポジションを狙えると想定して、決勝のセットアップを進めていった。標高が高いオートポリスは気温が低いとチームは想定していたが、予想より気温が高くなかなかセッティングが進まなかった。タイヤとのマッチングに苦戦したが、微調整を続けていくうちにだいぶバランスが向上していった。
Q1は小林崇志が担当。小林はコースレコードを上回る1分45秒台を叩き出し、2番手でQ1突破を決めた。Q2を担当した高木は、小林より約0.5秒速いタイムでタイミングボードのトップに躍り出た。しかし、すぐにタイムは塗り替えられてしまった。
高木はフロントローなら特に不利な事は無いと考えていたが、チームから無線で指示があり、再アタックする事になった。タイヤを1周クーリングした高木が再アタックに入った。各セクターでマイナス表示をしていた高木だったが、遅いマシンに引っかかってしまってタイムアップはならなかった。
鈴木亜久里監督のコメント
「惜しかったね。何とかポールポジションを獲得して応援して下さっている人たちに良い報告をしたかったんだけど、2番手ならチャンスはあるね。1回目のアタックで終わりにしても良かったんだけど、何か見せ場を作りたかったね。」
一瀬俊浩エンジニアのコメント
「セットアップはSUGOのテストをベースに持ち込んでいて、だいぶ固まってきました。しかし、オートポリスは新しくなったSUGOの路面とだいぶ違いがあり、それをアジャストしていきました。タイヤについてですが、もっと気温が低いと思っていたので、持ち込んだタイヤがどこまで合うか試さなければなりませんでした。しかし、予想よりマッチングが良かったので、決勝の作戦が立てやすいです。予選はフロントローからのスタートなので、何とか良い結果が出せるように頑張りたいです」
高木真一選手のコメント
「アタックは1回でやめようと思いましたが、ピットからの指示で、“行け行け”と言われたので、もう一回行きました。本当はタイヤ温存したかったんですけど、でも面白い予選が出来たと思います。2回目のアタックでは他車に引っかかってしまい、運が無かったな、と思いましたが、明日は運を引き寄せたいと思います」
小林崇志選手のコメント
「バランスは走り出しから良かったのですが、午前のセッションではグリップ不足に悩まされました。しかし、微調整をしているうちに徐々にグリップも向上してきて、良い方向へ向かってきました。アタックではまだ安心感というか、攻めきれていない部分がありましたが、Q1は何とか2番手で高木さんにバトンを渡す事が出来ました。高木さんはポールポジションも狙える勢いでしたが、他車に引っかかってしまい惜しくも2番手でした。でも明日はチャンスがあると思いますので、良い結果を出せるように頑張ります」
