第1戦 岡山 決勝レポート (GT300)
開幕でポイント 幸先いいスタートを切る
決勝は雨が降る予報もあったので、今朝のフリー走行は雨天にも対応できるようにタイヤの皮むきを主に行った。決勝は気温が低く、タイヤのグリップもあがらないことが予想できたので、昨日よりダウンフォースを付けて臨むことにした。
決勝のスタートは高木真一が担当した。高木はトップ集団の後ろに着いて、ペースを上げすぎず様子をうかがっていた。15周を過ぎたあたりから雨が降りだした。この雨でタイヤが冷えてしまい、タイヤカスが付着してしまった。雨はすぐに止み、タイヤカスもすぐに取れ、高木は35周目には3番手までポジションを回復した。前半のスティントでなるべく周回を多く走る作戦でいたが、前車をパスすることができずなかなかペースがあがらなかったので、39周でルーティンのピットインを行った。この影響ですでに10秒ほどタイムロスをしてしまっていたので、タイヤ交換は左側2輪のみ行った。
後半の小林は10番手でコースに復帰した。他車のルーティンのピットインが終わった時には6番手まで順位を回復、その後も小林は安定したペースで走行を続けたが、5番手との差が大きく、順位を上げることはできず、そのままチェッカーとなった。
鈴木亜久里監督のコメント
「細かいことを言えば色々あったけど、全体的なパフォーマンスは非常に高かったと思う。しかし、このマシンとチームは安定感があるね。昨年は優勝以外でポイントを獲ることはできなかったけど、今回は開幕戦だったし、トラブルも無く完走できてポイントを獲ることができたのは良かったね」
一瀬俊浩エンジニアのコメント
「昨日の状態からみてロングランでのマシンバランスが少し心配だったので、ダウンフォースを増やしてみたところ、サーキットサファリでのフィーリングの確認はできませんでしたが、タイヤカスも取れやすくなるのでは無いかということで決勝に挑みました。実際、タイヤカスは取れやすくなっていて、良かったと思います。レースのペースは非常に良かったのですが、ピットインの数周前から前車に引っかかってしまい、そこでタイムロスをしてしまいました。ルーティンのピットインではそのロスを挽回すべく、左側の2輪だけ交換して後半を戦いました。後半は安定したペースで走りきり、ポイントを獲得できたのは良かったと思います」
高木真一選手のコメント
「序盤はBMWのペースが速いのはわかっていたので、離されず付いて行こうと思っていました。ペースもそんなに悪く無かったので、ポジションをキープしようと思った矢先に雨が降り出してしまいました。そこでタイヤが冷えてしまい、タイヤカスが付いてしまいペースが上げられず、前とのギャップが広がってしまいました。その後はペースを取り戻し、僕のスティントは長めに引っ張る計画でした。ルーティンのピットインの5周くらい前に前を走行するマシンに引っかかり、かなりタイムロスしてしまったので、それがもったいなかったです。トータルで見ればタイヤさえ冷えなければタイヤカスも付きにくいので、マシンの仕上がりはだいぶ良くなってきたと思います。昨年は優勝以外ノーポイントでしたが、開幕でポイントを獲得できたのは良かったと思います」
小林崇志選手のコメント
「3番手で高木さんからバトンを受け取り、片側2輪交換という作戦でピット作業は非常に早くできました。その後、タイヤカスが付着してしまい、ペースが上がらず自分の力不足を感じました。しかし、昨年は優勝以外ポイントを獲れなかったので、開幕でポイント獲れたのは良かったです。今後は安定した成績を残しシリーズを有利に進め、チャンピオンを獲得したいです」
