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スーパーGTニュース

投稿日: 2012.07.29 00:00
更新日: 2018.02.16 10:30

ARTA Garaiya、終盤のトラブルにも負けず2得点


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ARTA Project
第4戦 SUGO 決勝レポート(GT300)

終盤のトラブルにも負けずに2ポイント

 午前の走行では昨日のセット内容を大幅に変更して決勝のセットアップを進めた。フィーリングは昨日よりも良くARTA Garaiyaは上位進出を狙い決勝に挑んだ。

 スタートは高木真一。序盤に9番手まで順位を上げたが、前のグループに追いついてしまい膠着状態になってしまう。タイヤの状態が良かったので、作戦を変更してピットインの先延ばしも考えたが、予定通りの周回でピットインした。しかしピットインで左フロントのホイールナットが噛んでしまい、若干のタイムロスを喫する。

 交代した松浦は15番手でコースに復帰。45周目までには7番手まで順位を上げて前車を追う。さらに6番手まで順位を上げて好調さを見せていたGaraiyaだったが、燃料ポンプが原因と思われるガス欠症状が出てしまい、ペースが落ちてしまう。松浦は9位までポジションを落としてしまったが、トラブルを抱えながらも貴重なポイントを獲得する事ができた。

鈴木亜久里監督のコメント
「表彰台を狙えるペースだったけど、トラブルやピットインのロスタイムがありながら、ポイントを獲得出来たのはドライバーとチームのおかげ。でも次回はこんな事が起こらないように準備したいね。次は絶対に良い結果を残したい。」

佐藤真治エンジニアのコメント
「多少オーバーステアの症状があったのですが、良いペースで走れていたので序盤は作戦通りのポジションにいる事が出来ました。しかし、ピットストップでちょっとミスがあったのと、セカンドスティントの後半でエンジンの息つきの症状が出てしまいました。まだ原因は分かりませんが、これによりペースをあげる事が出来ませんでした。これが無ければ2位か3位争いを出来るポジションにいる事ができたと思いますので、残念なレースでした。次のレースへ向けてはトラブルとミスを無くすようにしていきたいです。」

高木真一選手のコメント
「ボクのスティントでは作戦通り進んでいたんですけど、序盤でガソリンを沢山積んでいて重い状態の時はGT3車両に離されてしまいました。しかし、徐々にペースがあがり、前の集団に追いつく事が出来ました。そこまでは良かったのですが、後半トラブルが出てしまい9位で終わったんですが、マシンのポテンシャルは高いので、Garaiyaが得意とする鈴鹿で結果を出したいです。」

松浦孝亮選手のコメント
「今日のレースはうまくいけば表彰台を狙えたと思ったのですが、終盤燃料ポンプだと思うんですが、息つきの症状が出てしまいペースが落ちてしまいました。マシンは良いセットが見つかったので、次回は大量得点目指して頑張ります。」


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