レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

スーパーGTニュース

投稿日: 2012.06.09 00:00
更新日: 2018.02.16 09:32

ARTA Garaiya、0.03秒差でスーパーラップを逃す


noimage

ARTA Project
第3戦 セパン 予選レポート(GT300)

高木、0.03秒差でスーパーラップを逃す

 フリー走行の走り出しの気温は27℃と、常夏のマレーシアとしては比較的涼しい。チームはスーパーラップ進出へ向けたセットアップを進めていたが、コンディションが不安定でバランスが取れず厳しい走行となった。

 入念なミーティング後にセット変更を行い、1回目の予選に挑んだのは高木真一。高木はタイヤに熱を入れながらタイムアタックへ入って行った。マシンバランスは非常に良くなっていたが、4コーナーとヘアピンでブレーキがロックしてしまう症状が出てしまう。高木はさらにタイムアップをする為にタイヤをクールダウンして再アタックに入ったが、タイヤのグリップは1回目のアタックより落ちていたので、タイムアップは難しかった。10位のマシンと約3/100秒差でスーパーラップ進出を逃してしまった。

鈴木亜久里監督のコメント
「悔しい予選結果だったね。でもエンジニアやドライバーの話を聞いていると、マシンバランスが午前中より格段に良くなっているから、明日が楽しみだね。ここはタイヤに厳しいサーキットだから、後半から終盤にかけて、順位を上げられるように作戦を練ります。」

佐藤真治エンジニアのコメント
「予選へ向けてセット変更をしてバランスが良くなったのですが、同時に悪影響もちょっと出てブレーキがロックしやすくなってしまいました。決勝に向けてはマシンのバランスがだいぶ良くなっているので、セットをもう少し見直して上位にいけるようにしたいです。」

高木真一選手のコメント
「マシンは良くなったのですが、アジャストした分、ブレーキのバランスが狂ってしまい、タイヤが一番良い状態の時にブレーキがロックしてしまいました。ブレーキバランスをフロントにもっていき、ある程度良くなったので、再度アタックしましたが、タイヤのコンディションが一番良い時を逃してしまったので、それがスーパーラップへ進出出来なかった部分なのかな、と思います。スーパーラップ進出までは約3/100秒差でしたので悔しい気持ちはありますが、マシンのバランスは良いので、明日は追い上げていきたいと思います。しかし、トップとは2秒も差があるので、厳しい戦いになると思います。」

松浦孝亮選手のコメント
「トップとの差が、自分達が想定していた差より大きかったので、明日は苦戦を強いられると思います。でも、自分達はロングになれば強くなっていくので、粘り強く走って少しでも多くポイントを獲りたいと思います。」


関連のニュース