2010 AUTOBACS SUPER GT Rd.5
@ SUGO
7月25日 決勝
ARTA HSV-010、速さ光るも結果残せず
ARTA Garaiya、我慢のしかし貴重な6位
GT500クラス
朝のフリー走行では、決勝の戦略を考えながらの走行となった。タイヤのライフを計算しながら、ルーティンのピットインの周回数を決め準備を進めた。また決勝 は雨が予想されたので、急なタイヤ交換で隣のピットである#43 ARTA Garaiyaと同時にピットインして混乱が起こらないよう、綿密に打ち合わせを行った。
スタートはラルフ・ファーマン。昨日より日差しは弱いものの、気温は相変わらず高い。そんな時にスターティンググリッドでクールスーツの故障が見つかった。ラルフは急遽クールスーツを脱ぎ、冷却システムが無い状態でレースに挑んだ。
スタートを無難に切ったと思われた直後の3周目、ラルフは1コーナーで前車を抜きかかかった時に接触、スピン。順位をほぼ最後尾に落としてしまった。さらに9周目にも接触してしまったが、ペナルティは取られず、レーシングアクシデントとしてレースを続行する事が出来た。
ラルフはここから猛追し、38周目までに表彰台圏内である3位まで順位を上げた。丁度その頃、雨が降り始めた。ウェットタイヤの準備をしていたが、雨は強くならなかったのでそのまま走行を続けた。しかし、接触が原因であるか定かでは無いがボンネットが風圧で浮き上がってくるようになってしまった。徐々にその 症状が大きくなってきてしまったので、予定より早い43周目でルーティンのピットインとなった。ラルフはクールスーツ無しで走行したが、問題は無かったようだ。
井出はラルフからマシンを受け継ぎ、残りの43周のスタートを切った。しかし、ピットアウトした次の周の1コーナーでスピン。順位を12位まで落としてしまった。その後は速いペースで周回を重ねるものの、ボンネットが浮いてきてしまい、53周目に再度修復の為にピットイン。井出はその後も良いペースで走行を続けたが、既に周回遅れになってしまい、12位完走でレースを終えた。
鈴木亜久里監督のコメント
「悔しいね。でもラルフのドライビングは見事だったね。クールスーツも無しで走ったのに、バテる事もなく次々とパッシングしていったからね。本当に惚れ惚れするよ。井出もそこそこのペースで走っていたんだけど、今回は運が悪かったね。でもマシンの状態は非常に良いから、後半戦は全部勝つつもりで戦います。」
佐藤エンジニアのコメント
「ドライバーからはマシンのバランスは良いと言われていたので、レースはトラブルが起こらない事を祈っていました。しかし、グリッドでクールスーツが壊れ、接触もありレースは本当に難しいな、と痛感しました。良いところを繋ぎ合わせればよい結果が出ると思いますので、次回も頑張ります。」
ラルフ・ファーマン選手のコメント
「グリッドでクールスーツが故障してしまったので、急遽外して走行する事になった。体力的には自信があったので特に心配せずに走る事が出来ました。マシンのバランスは相変わらず良かったので、序盤に接触、スピンしてから順位を落としてもハイペースで走る事が出来た。結果は残念だったけど、また頑張ります。」
井出有治選手のコメント
「ドライバー交代して1周した後の1コーナーでスピンしてしまいました。雨で路面が少し濡れていたのと、頑張りすぎてしまったのが原因です。その後はボンネットが浮いてきてしまったので、修復の為にピットインしました。ラップタイムは悪く無かったですし、マシンのバランスも良かったので次こそ結果を残せるように準備しておきます。」
GT300クラス
午前の走行でタイヤのチェック走行を行い、決勝に備えた。スタートドライバーは新田が担当。序盤は5位をキープするものの、徐々に順位を落としていく。ハンディウェイトの他に性能調整のウェイトを加えると1,330kgというレーシングカーとは思えない重量で戦っているガライヤは苦戦を強いられた。車重の影響でタイヤに負担がかかり、徐々にグリップが落ちていった。新田は予定より10周早いピットイン。
高木は新田より硬めのタイヤで残りのレースを戦った。交代後は18位まで順位を落としたが、タイヤを温存し、終盤に勝負をかける作戦。
高木は1周ずつ確実に1台ずつ抜いていき、50周目までに7位にポジションを上げた。ここから順位を上げていくのは大変な仕事だったが、74周目にひとつポジションを上げ、6位でフィニッシュ。貴重なポイントを獲得した。
金曽監督のコメント
「今回の目標は5位に設定していましたが、ひとつ届きませんでした。でも、難しいコンディションの中で二人ともうまくレースを進めてくれました。何しろ車重が ハンディウェイトを含め1,330kgなので、タイヤに非常に厳しかったです。こんなに重いマシンでは、タイヤだけでなく、ブレーキにも負担がかかるので、正直シンドイです。とにかく今回もポイントを重ねる事が出来たので、残り3戦で挽回したいですね。」
新田守男選手のコメント
「予定より10周早くピットインする事になったのは、柔らかめのタイヤを履いたというのはありますが、やはり車重の影響があると思います。タイヤ自体は非常にグリップも良いのですが、車重によるストレスでタイヤが持ちませんでした。その後は真一が硬めのタイヤで序盤温存しながら、終盤勝負をかけてくれたので、6位でポイントゲットできました。次回はロングディスタンスですが、戦略と経験が我々の力なので、また良いレースをお見せ出来るように頑張ります。」
高木真一選手のコメント
「新田さんも言ってましたが、やはり車重の影響は大きいですね。6位は悔しい結果ですが、ボク達が置かれている状況を考えると満足しなくてはならないのかも知れないですね。でも、常に上を見て最終的にチャンピオンを獲りたいと思います。」
フジテレビ 「スーパーGTコンプリート」
■第5戦 放送予定
フジテレビ 7/29 (木) 26:00 – 27:30
仙台放送 8/1 (日) 16:00 – 17:30
関西テレビ 7/31 (土) 26:20 – 27:50
東海テレビ 8/1 (日) 26:20 – 27:50
岡山放送 8/1 (日) 25:50 – 27:20
テレビ静岡 7/29 (木) 26:00 – 27:30
テレビ西日本 8/1 (日) 25:50 – 27:20
BSフジ
■第5戦 放送予定
8/1 (日) 17:00 – 18:55
J SPORTS SUPER GT中継
■第5戦 放送予定(初回)
予選 7/24 (土) 15:25 – 17:00 (LIVE放送) J sports ESPN
決勝 7/25 (日) 13:30 – 17:00 (LIVE放送) J sports Plus
