第7戦 タイ 予選レポート (GT500)
新サーキット、BS勢トップの4位で決勝に

 昨年までマレーシアで開催されていた海外レースの舞台を、今年はタイのチャンインターナショナルサーキットへ移し、第7戦として行われる。このサーキットはバンコクから約400km東北に位置するブリーラム県のほぼ中心にあり、9月末にFIAのグレード1というF1も開催出来るサーキットとして承認されたばかりだ。しかし、コース以外のところでは工事中のところもあり、何とか開催を迎えることが出来た状態だ。そんな状況ではあるが、我々はしっかりレースを戦い、タイの人たちにSUPER GTの魅力を伝えて帰りたいと思う。

 初開催というもあり、金曜に慣熟走行の時間が設けられた。最初の走行は松浦孝亮が担当し、チェック走行を実施した。持ち込みのセッティングは良く、松浦のコメントはポジティブな内容だった。続いてヴィタントニオ・リウゥツイがドライブ。松浦のユーズドタイヤでの走行にも関わらずタイムを更新し、最終的にはホンダ勢のトップ、総合5番手で最初のセッションを終えた。続いて土曜の公式練習でも好調さは続いており、4番手でセッションを終えた。

 予選のQ1はいつも松浦が担当していたが、リウッツイが最初にアタックすることになった。気温は30℃以上で、ブリーラムは常に暑いが、タイヤの暖まりには少し時間を要してしまうので、リウッツイはQ1開始と同時にコースイン。タイヤに熱を入れてアタック開始。リウッツイはタイヤが暖まった3周目からタイムアタック。毎周タイムを更新し、4番手のタイムを叩き出した。残り時間があったのでリウッツイはもう1周アタックしたいと無線で伝えてきたが、タイヤを温存するためチームはアタックをここで切り上げることにした。

 Q2はここのところ好調の松浦。松浦も早めにコースインしてタイヤをじっくり暖めてアタックに入った。松浦はほぼノーミスのドライビングで、ブリヂストン勢ではトップの4番手で予選を終えた。

鈴木亜久里監督のコメント
「手に汗を握る予選だったね。ミシュランやヨコハマ、ダンロップ勢がとても速かったね。ボクたちはその一角に食い込めるように準備してきたけど、4番手が精一杯だった。しかし、明日はその一角を崩して表彰台に上がりたいね。ノーミスで戦えれば多分イケるんじゃないかな。頑張るよ」

佐藤真治エンジニアのコメント
「昨日の走り出しからマシンバランスは良く、このレースウイークをいい形で入れることが出来ました。今朝は午前のセッションでタイヤテストもメニューとおり進み、予選結果に反映出来たと思っています。我々の決勝のペースは上位陣の中でも良い方だと思うので、明日はミス無く、トラブルに巻き込まれないように走れれば良い結果が出ると思います」

ヴィタントニオ・リウッツィ選手のコメント
「ボクたちは今日とても良い仕事が出来た。ボクも孝亮も4番手で予選を終えることが出来たし、マシンバランスも非常に良く、このマシンを作ってくれたスタッフに感謝したい。明日は距離も長いので、慎重にいけば良い結果を出せると思います」

松浦孝亮選手のコメント
「持ち込みのセットが良かったので、昨日から良いリズムで走ることが出来ました。マシンの仕上がりはこれ以上無いほど良いレベルになっていると思います。明日は暑いので、ミス無く走れれば良い結果を出せると思います」

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