第4戦 SUGO 決勝レポート (GT500)
予選6位も不運なアクシデントで失速
濃霧で中止になった昨日の予選は今朝9時過ぎから行われた。予選はノックアウト方式では無く、1セッションのみの予選で行われた。アタッカーは松浦孝亮。昨日のフリー走行では順位が良くなかったが、バランスは悪く無かったので、10番手以内は狙えるとチームもドライバーも自信をみせる。予選はウェットコンディションだったものの、終盤雨が弱くなったタイミングでアタックに出た松浦は6番手で予選を終えた。昨年、ここで優勝した時も6番手スタートだったので、今年も昨年の再現をすべく決勝のスタートを待った。
スタート前は雨も止み、路面は徐々に乾き始めていたが、フォーメーションラップが始まる少し前に雨が降り始めた。チームはいつでもウェットタイヤに替えられるよう、ピットで準備を進めていた。
フォーメーションラップはなかなか隊列が整わず、3周した後にスタートが切られた。松浦はスタートした周にすぐにピットに入りウェットタイヤに交換した。10番手でコースに復帰。他車のピットインもあり、すぐに8番手までポジションを上げる。しかし、雨は弱くなり、ラインが乾き始めていた。トップグループの数台はドライタイヤのまま走行を続けていたが、ウェットタイヤのラップタイムを上回ってきたので、チームは10周目に松浦をピットに入れてドライタイヤに交換した。
松浦は12番手でコースに復帰し、順調に周回を重ねたが、29周目に4コーナーで300クラスのマシンに追突されてしまい、右リアのバンパー、フェンダーを破損してしまった。数周後にオレンジディスクが提示されたので、松浦はピットインして、修復とともにドライバー交代を行った。しかし、この修復に時間を要してしまい、ここで周回遅れになってしまう。
ヴィタントニオ・リウッツイは、15番手でコースに復帰し、周回を重ねた。タイミング悪く、トラフィックの中に入ってしまった。そのまま周回を重ねていたが、60周手前あたりから雨が降り始め、61周目にピットインしてウェットタイヤに交換したが、途中前車が急に減速したために追突してしまった。その影響でラジエーターが破損して水漏れしてしまったため、チームはリウッツイをピットに呼び寄せ、そこでレースを終えた。マシンのバランスは非常に良く、チームとドライバーは手応えを感じているので、次回の富士では巻き返したい。
鈴木亜久里監督のコメント
「昨日から目まぐるしくコンディションが変わり、凄く難しいレースだった。しかし、昨年もやはり難しいレースだったけど、勝つことが出来た。コンディションが変わった時の判断をいかに正確に行うかが大切。マシンのバランスは良さそうだから、次回は納得のいく結果が出せるように頑張ります」
佐藤真治エンジニアのコメント
「序盤にタイヤ交換したのは余計だったかも知れません。また前半は速く走れていましたが、後半はペースがあがらなかったので、帰ってからデータを見直したいと思いますが、後半は最終コーナーで500と300クラスのマシンが減速してしまい、それに接触してしまったようです。それが原因でラジエーターが破損してしまいました。次回の富士に向けて準備を進めたいと思います」
ヴィタントニオ・リウッツィ選手のコメント
「天候に左右されて戦略的にもとても難しいレースでした。最終コーナーで他車と接触してしまい、バランスが狂い走行が難しくなってしまいました。それが影響で水温が上がり、それ以上走る事が出来ませんでした。次回までによりマシンを理解して良い結果が出せるように頑張ります」
松浦孝亮選手のコメント
「最初のストラテジーでつまずいてしまった。結果的にボクたちと反対のストラテジーを取ったチームが上手くいったと思いますが、ボクたちは途中で追突されるなど反省しなければならない点は沢山あると思います。しかしながら、マシンバランスは良いので、次の富士目指して頑張りたいと思います」
