第3戦 オートポリス 予選レポート (GT500)
一歩一歩前進、明日は9番手から
昨年まで秋に行われていたオートポリスのレースだが、今年は梅雨入り前の開催となった。天候は非常に良く、初夏というよりも真夏の暑さを感じさせる天候だ。
第2戦の富士終了後に、SUGOで公式テストを行ったが、チームはセッティングに手応えを感じていたので、大きなセット変更を行わず、このオートポリスに乗り込んだ。
午前のセッションは松浦孝亮が主にセッティングを進めた。順位は13位とあまり良いポジションでは無かったが、バランスは徐々に良くなっていった。
また、初めてこのサーキットを走るヴィタントニオ・リウッツイは、サーキット入りする前日に松浦とシミュレーターを体験してきた。コースを覚えるのが大きな目的だ。リウッツイは、非常に面白そうでチャレンジングなコースだ、と評し、午前はマシンとコースに慣れる為に走行を続けた。
午後の予選は何とかQ1突破を目指し、コースとマシンに慣れている松浦がQ1を担当。松浦はコースインするタイミングを見計らって、セッション中盤にコースイン。松浦は午前のタイムを大きく上回り、モニターの6番手に表示されたところで他車がコースアウトして、セッションは赤旗中断になった。残り時間が1分だったので、このままチェッカーになるかと思われたが、セッションは3分延長された。この3分でタイムを更新したマシンがあり、最終的に9番手までポジションを落としてしまうが、今季最高のポジションを得て予選を終えた。
鈴木亜久里監督のコメント
「6番手に表示された時は喜んじゃったけど、やはりそんなに甘くないね。もちろん良いポジションを狙っているけど、少しずつ全体的に向上しているので、一歩一歩前進していきます。明日は9番手からのスタートだけど、ここはパッシング出来るコースだから、明日のフリー走行で再度セッティングの確認をして、今日よりマシンのパフォーマンスを上げていきたいね」
佐藤真治エンジニアのコメント
「SUGOのセットをベースに今回マシンを持ち込み、微調整でバランスが取れてきたので、もしかしたらQ1を突破できるのではないかと感じていました。しかし、他車に引っかかってしまい、残念ながらQ2に進めませんでした。でも、今回は今までよりパフォーマンスの高いところまでマシンを持って来られましたし、ここは他のサーキットよりオーバーテイクしやすいので、明日の決勝のセットアップを見直して挑みたいと思います」
ヴィタントニオ・リウッツィ選手のコメント
「Q2進出は果たせませんでしたが、マシンバランスは徐々に良くなってきていて、手応えを感じ始めています。明日までにまだ進歩しなければならない部分がありますが、それを結果につなげられるようにプッシュします」
松浦孝亮選手のコメント
「午前のセッションでかなり良いバランスで走れていたので、Q1突破も夢では無いと思っていました。今回タイヤの暖まりが良かったので、予選は1周目に計測しようと思っていました。しかし、自分たちが出て行くタイミングが少し早くて、2グループ目に出てくるマシン達と重なっちゃってしまい、計測を2周目に切り替えたのですが、他車に引っかかってしまい自分たちの力を出しきれませんでした。しかし、確実にマシンは良くなってきていますし、レースのラップタイムはいつも悪く無いので、明日は最後まで走りきってトップ6でフィニッシュしたいです」
