第3戦 オートポリス 決勝レポート (GT500)
マシン上向くもブレーキトラブルに泣く
オートポリスは朝から天候も良く、昼前には気温が30℃まで上昇した。路面温度は昨日より3℃高い43℃だった。6月になったばかりなのに、真夏の暑さのようだ。
チームは決勝に向けて、朝のフリー走行でいつもとおりセッティングの確認を行った。順位は13番手だったものの、非常に良い仕上がりだった。
スタートは松浦孝亮。スタートは混乱もなく、松浦は9番手のポジションをキープして1周目を終えた。タイヤが暖まった頃にはラップタイムはトップグループと遜色ないタイムで、松浦は徐々に順位を上げていった。
19周目には6番手までポジションを上げる事に成功し、トラブルも無く、安定したペースで周回を重ねた。
週末に進めていたセッティングの方向が間違っていない事が確認出来、非常に良いペースだったので、目標としていた6位以内も現実味を帯びてきた。
チームは29周目にルーティンのピットインを行い、ヴィタントニオ・リウッツイに交代し、11番手でコースに復帰した。リウッツイは来日してからマシンを理解するまでに時間がかかっていて、チームもそれに一抹の不安を感じていた。しかし、そんな不安を払拭するような走りをリウッツイは見せてくれ、非常に速いペースで周回を重ねた。しかし、38周目の1コーナーで突然コースアウトしてしまう。リウッツイは無線でブレーキの不調を訴えていた。
マシンは何とかピットまで戻る事が出来たが、走行を続ける事は出来ず、残念なリタイヤとなってしまった。しかし、今までの状況とは違い、マシンバランスが格段に向上したので、リタイヤと言っても、チームの雰囲気は非常に良かった。次のSUGOで挽回したい。
鈴木亜久里監督のコメント
「トラブルは非常に残念だね。でも、ようやくこの不調から脱出出来そうな感触を得られたから、次のレースでは期待が持てるね」
佐藤真治エンジニアのコメント
「いいペースで走れていたので、リタイヤは残念です。ブレーキのトラブルでしたが、原因は確認中です。マシンバランスは良い方向へむかっているので、次のレースでは結果につなげられるようにしたいです」
ヴィタントニオ・リウッツィ選手のコメント
「アンラッキーな週末でした。孝亮は最初のスティントでとても素晴らしい仕事をしました。私に交代してから、タイヤが暖まるまでにちょっとタイヤカスを拾ってしまいましたが、その後はペースも良くなりました。しかし、交代してから10周ほど走ったところでブレーキトラブルが出てしまいました。残念な結果になってしまいましたが、マシンのパフォーマンスは向上しているので、次回のレースではポイントを獲得したいです」
松浦孝亮選手のコメント
「フリー走行ではホンダ車の中で一番バランスが良かったのではないかと思います。レースでは6番手までポジションアップに成功して、良いペースで走れていたのですが、トニオが乗っている時にブレーキトラブルが出て残念な結果になってしまいました。でも、マシンはだいぶ良くなってきていますし、次のSUGOでは昨年勝っているので、同じ結果が出せるように頑張ります」
