ARTA Projectは18日、2010年のスーパーGTをはじめとするプロジェクト全体の体制を発表した。ARTA HSV-010、ARTA Garaiyaのドライバーは既報の通りだが、新たにスーパーGT300クラスの11号車JIM GAINERのドライバーとして田中哲也、31号車aprのドライバーとして松浦孝亮が決定している。
今季のARTA Projectは鈴木亜久里プロデューサーの下、土屋圭市エグゼクティブ・アドバイザーがGT500、GT300の両面をサポートする形が継続される。ARTA HSV-010のドライバーはラルフ・ファーマン、井出有治のふたり、ARTA Garaiyaは新田守男、高木真一のふたりが決定しているのは既報の通りだ。
ARTAサポートドライバーには田中哲也、金石年弘、松浦孝亮、峰尾恭輔、伊沢拓也、塚越広大、佐々木大樹の7人が決定。今回発表されたリリースには、田中が11号車JIM GAINERのドライバーとして、また松浦が31号車aprのドライバーとして決定したことが記載されている。峰尾については参戦カテゴリーはまだ未定だ。
また、ARTA ProjectではF.O.S.(フレッシュマン ワンメイク スピード行事)の活動としてシビックやマーチ、ヴィッツシリーズなどで9名のドライバーをサポート。育成部門ではフォーミュラ・チャレンジ・ジャパンの野尻智紀をはじめSRS-Fの清原章太、WSKヨーロッパカート選手権の金丸悠をサポートする。
なお、ARTA Projectはこれまでスーパーアグリカンパニーが中心となって業務を行っていたが、新たに鈴木亜久里が代表取締役社長として新会社アルネックスを設立。「モータースポーツに特化した会社として地に足を付けた活動を展開していくと同時に、次世代のモータースポーツを考える会社として機能していく」としている。
