前回のレースはみなさんの予想は当たりましたか? 今回も予想屋の方に、優勝者を予想してもらいました。第5戦の舞台は九州オートポリス。シリーズも残すは3戦となり、タイトルの行方を占う上でも大事な一戦。アナタは誰の予想に乗りますか? それとも自分の直感を信じますか?

 毎戦、優勝者の予想を立てて頂く予想屋は以下の3名。
・松田次生(レーシングドライバー)
・春那美希(スーパーフォーミュラ公式サイト ナビゲーター)
・オートスポーツweb編集部員サカイ

 予想は毎回レースの行われる週にオートスポーツwebに掲載され、投票は携帯サイトモータースポーツチャンネルから行うことが出来ます。さらに! 正解者の中から抽選で素敵なプレゼントが当たりますので奮ってご参加ください。

 予想は金曜日の夕方からスタート! 投票は携帯サイトモータースポーツチャンネルから。
※投票には有料登録が必要となります。
※PCからの閲覧・投票は出来ません。

 では、さっそくオートスポーツweb編集部員サカイの予想を見てみましょう。

「昨年にはない、各チームのピット戦略にも注目」

 みなさんこんにちは。オートスポーツweb編集部のサカイです。

 つい先日、もてぎ戦が行われたばかりな気がしてしまいますが、今週末はもう第5戦オートポリス。いや~、あっという間ですね。まずは前戦の予想の振り返りからいってみたいと思いますが、なんと前回は、本命に予想した石浦宏明選手が優勝! 以前、岡山でも石浦選手を大穴で予想をさせて頂きまして、的中となったわけですが、本命予想で当たると、これはまたうれしいものですね~。富士戦の予想はハズしてしまいましたが、少しはお役に立つことができたでしょうか?

 振り返りはこの辺にしておくとして、今回はオートポリス戦ですね。昨年は、レース距離が約215km(46周)と、給油なしで走りきれる距離に設定されていたオートポリスですが、今年は約250km(54周)と給油が必須な長さになりました。昨年は、各車燃費を気にしてか、序盤以外はオーバーテイクのほとんどないレースとなりましたが、今年はピット戦略も介在するレースとなりそうです。

 燃料流量リストリクターはもてぎ戦などと同じく90kg/hとなり、昨年と同様。ただし、今年はシーズンを通してオーバーテイクシステムのアシスト量が10kg/hと倍増しています。中高速コーナーが多い一方、テクニカルな側面も併せ持つオートポリスで、この変化がどのように影響し、どんなバトルが展開されることになるのかも、楽しみなところですね。

 オートポリスと言えば、霧を筆頭に天候も気になるところ。今週は台風も接近してきていますが、今のところの天気予報としては、週末のオートポリスでの降水確率は高くはなさそう。とは言え、一体どうなるでしょうかね……。

 それでは、今回の予想をどうぞ。流れ的に一応断りを入れておきますが、天気予報ではなく優勝予想です!

【本命】アンドレ・ロッテラー選手(PETRONAS TEAM TOM’S)
今回の本命予想は、ロッテラー選手。ロッテラー選手といえば、オートポリスで過去通算3勝。昨年、一昨年は連勝を果たしているほか、トムスとしても、11年に中嶋一貴選手がスーパーフォーミュラ初勝利も挙げており、チームとしても相性が良さそう。今季開幕戦で優勝を飾ったものの、その後は少し流れが良くないような展開が続いているロッテラー選手ですが、前戦は4位を獲得しており、チャンピオンシップを狙っていく上でも、ここは力の入る一戦となるのではないでしょうか。

【対抗】小林可夢偉選手(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)
対抗には可夢偉選手を予想します。オートポリスといえば、シーズン前に可夢偉選手が、走行経験のないサーキットの筆頭として挙げていたコース。ただ、可夢偉選手はその後、オートポリスで行われたエンジンメーカーテストに参加していて、関係者によると数十周を走りこんでいるそうなんですよね(※タイヤはヨコハマタイヤ)。もちろん、レースをしたわけではありませんが、コース習熟という点では、不利は少なくはなりそうです。比較的走行経験のあった岡山では、石浦選手と僅差の優勝争いを展開した可夢偉選手。今回も、優勝争いに絡んでくるのではないかと予想します。

【大穴】野尻智紀選手(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
大穴予想は、野尻選手。第4戦を終えて、野尻選手は引き続きランキングではホンダ陣営の最上位となる5位につけています。タイトルを争う上でも勝負と睨んだもてぎ戦は、フロントロウからスタートしたものの、最終的には6位。悔しさも残るレースとなったかとは思いますが、今回も再び、狙ってくるのではないでしょうか。可夢偉選手と同じく、野尻選手も今年6月末~7月初めのメーカーテストでオートポリスを走行。コンディションなど異なる点も多いかとは思いますが、チームとしてはその際のデータもあるでしょうし、今回も優勝候補として挙げさせて頂きたいと思います。

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