AUTO GPの佐藤公哉(ユーロノバ・レーシング)は、シリーズ第7戦のドニントンパークで今季最低の獲得ポイントに終わり、ランキング首位の座を失った。

 前戦ニュルブルクリンクで今季4勝目を挙げ、単独のランキング首位に返り咲いた佐藤。迎えた第7戦ドニントンは、タイトル争いで重要な一戦になると語っていたが、自らが課題に挙げていた予選で6番手と奮わず、レース1はグリッド3列目からのスタートとなった。

 レースは、予選でポールポジションを獲得した元F1ドライバーのナレイン・カーティケヤン(スーパーノバ)が序盤からリードを奪うが、8周目にチームメイトのビットリオ・ギレッリ(スーパーノバ)が2番手へ浮上し、スーパーノバの2台が優勝争いを繰り広げる展開となった。

 一方、オープニングラップでひとつ順位を落とした佐藤は7番手のポジションからなかなか挽回することができず、早めのピットストップを行うことに。タイヤを変えた佐藤は13周目にファステストラップを記録するが、4番手争いを繰り広げていた17周目に中速コーナーのマクリーンへオーバースピードで進入。スピンを喫した佐藤はそのままグラベルの餌食となり、痛恨のリタイアに終わった。

 佐藤のいなくなったレースは、タイヤのグレイニングに苦しむカーティケヤンを攻略したギレッリがトップでチェッカー。今季2勝目を挙げたギレッリは、リバースグリッドが採用された日曜日のレースも4位に入り、トータル191ポイントとして一躍ランキングリーダーに浮上した。

 また、7番手スタートからレース2を制したカーティケヤンも今ラウンドで40ポイント(170ポイント)を獲得し、タイトル争いに名乗り。一方、最後尾の14番手から5位入賞を果たした佐藤だが、レース1のリタイアが響き、今回獲得できたのはわずか9ポイント(180ポイント)。ランキング首位の座を失った佐藤は、トップと11ポイント差の2位で最終戦ブルノに臨むことになった。

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