BMWザウバーは、ベルギーGPが行われるスパ-フランコルシャンで、今年初めてミディアムダウンフォーススペックでマシンを走らせ、特別なウイングを持ち込むことを明らかにした。
「スパは、ミディアムダウンフォースで2009年マシンを走らせる、今年初めてのサーキットとなる」とBMWのヘッド・オブ・エンジニアリング、ウィリー・ランプは言う。
「これまで我々はすべてのグランプリでハイダウンフォースでマシンを走らせてきた。非常に大きな違いとなるので、スパでは特別なウイングを使用する」
「スパ(Spa)という場所は、わずか3つの文字で表されるものの、モーターレーシングの歴史にあふれている」とBMWモータースポーツディレクターのマリオ・タイセンは述べている。
「スパはF1カレンダーにおいて重要な1戦だ。この小さくのどかなベルギーの街を訪れるのが本当に嬉しい」
「スパは、美しく厳しいアルデンヌの地に位置する、素晴らしい自然のレースサーキットだ。最近の改修によってドライではオー・ルージュで全開でいけるようになり、シーズンの中でも最も長い全開セクションとなっている。コースのこの部分は険しい上りで、エンジンの出力と耐久性が厳しく試される場所だ」
「ここスパのふたつめの特徴は、予想できない天気だ。急に変化して突然雨が降り出すことがあり、それがコースの一部だけということもあるのだ。ヨーロッパラウンドの最後からふたつめのこのレースで、我々は再び好結果を挙げることを目指す」
