2013年仕様SUBARU BRZ GT300、滑り出しは快調
3月16日(土)・17日(日)に岡山国際サーキットにてSUPER GT公式テストおよびファン感謝デーが開催され、多くの観客がGTカーの走行シーンを楽しみました。3月7日のタイヤテストでシェイクダウンを済ませているSUBARU BRZ GT300は、初日朝から手順よく計画されたテスト項目をこなしていきました。
前週のタイヤテストでは全く新たに組み上げたニューマシンに初期トラブルが出たため、期待したパフォーマンスを確認するまでには至りませんでしたが、ガレージに戻ったチームはただちにそれらを解決。今シーズン最初の公式イベントであるSUPER GT公式テストには、完璧な状態で臨むことができました。初日午前中は、基礎パフォーマンスと新たに採用したミシュランタイヤとのマッチング確認などを行い、午後からはシャシーのセッティングデータ収集へと駒を進めました。この時点で、クラス3番手のタイムをだしており、ドライバーの山野哲也は「タイヤとの相性は悪くないと感じました。ただし、まだセッティングが始まったばかりなので現状でトップクラスと争えるところまでには達していないと思います。しかし、シーズン中盤には勝ちを狙っていけるという手応えはあります」とコメントしています。佐々木孝太も「走った最初のフィーリングは、シャシーがしっかりしたなということ。でもまだアンダーステア傾向なので、このクルマに早く慣れることが肝心ですね。早い時期にセッティングでハンドリングがコントロールできるようになれば、いいレースがお見せできるはずです」と語っています。
二日目は、岡山での開幕戦を見据えたロングランを中心に、レース運営を考えた走行テストを行いました。新しい銘柄のタイヤがどれぐらい周回を重ねると摩耗し、それが燃料の消費とともにドライビングにどのように影響するのかなどのチェックをする必要があります。この日予定された午前2時間、午後2時間の走行枠を効率的に使い、チームは様々なデータを収集することができました。STIチーム総監督の辰己英治は、「データやドライバーのコメントから、設計時に目指した性能が発揮できていることが確認できて安心しました。しかし、まだ計画中のメニューもありますので、まだまだやることはたくさんあります。とはいえ、ここまではほぼ計画通りと言ってよいでしょう」と語っています。
