ブリヂストンの浜島裕英モータースポーツタイヤ開発ディレクターは、予選トップ10で唯一ハードタイヤを選択したジェンソン・バトンが戦略上は有利かもしれないと語った。
浜島氏は、「ジェンソン・バトン選手はトップ10入りしたドライバーの中で唯一ハードコンパウンドで予選タイムを記録、他ドライバーと異なったアプローチを取っていました」と語っている。
決勝レースの戦略についても、路面コンディションの向上するレース後半にソフトタイヤを使えるバトンは有利になるだろうとの考えを明らかにしている。
「雨が降らないと仮定すると、金曜日のドライのデータしかありませんので、ピットストップのタイミングが興味深いです」
「コース路面はレースを通してラバーがのってどんどん向上しますので、バトン選手の戦略は有利かも知れません。路面コンディションが良くなったレース後半にソフトコンパウンドが使えますからね」
今回のブリヂストンは、ソフトとハードという2種類のコンパウンドを持ち込んでいる。