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スーパーGTニュース

投稿日: 2015.11.03 00:00
更新日: 2018.02.17 11:23

DENSO RC F、第7戦は痛恨のペナルティで13位


DENSO KOBELCO SARD RC F
第7戦オートポリス、攻め続けるも痛恨のペナルティで13位フィニッシュ

SUPER GT第7戦オートポリスレポート

2015 SUPER GT 第7戦「SUPER GT in KYUSHU 300km」(10/31-11/1)
オートポリス(1周4.674km)
入場者数:予選11,340名、決勝22,680名 合計34,020名

 11月1日(日)、シリーズもいよいよ大詰めとななるSUPER GT第7戦「SUPER GT in KYUSHU 300km」の決勝が行われ、粉骨砕身に勝利を目指すDENSO KOBELCO SARD RC Fは、スタートドライバーの平手が後方からの巻き返しを狙って攻め続け、ポジションを上げていった9周目の第2ヘアピンにてGT300クラスと接触。痛恨のドライブスルーペナルティを喫してしまう。その後は好ペースで順位を戻しつつ42周を終えヘイキと交代。ヘイキも好ペースで11位にまで順位を挽回していたが60周目に緊急ピットイン。最終的には13位フィニッシュとなった。

 実力を発揮することが叶わず苦戦が続くDENSO KOBELCO SARD RC F。ドライバーズポイントは獲得できずランキング13位(合計18点)、チームポイントは2点を加算しランキング13位(合計32点)に。いよいよ今季最終戦もてぎは2週間後の11月14日(土)・15日(日)にツインリンクもてぎ(栃木県)にて開催される。

■公式練習走行
 オートポリス前のもてぎGTAテストでは好調な仕上がりを見せたDENSO KOBELCO SARD RC F。第7戦の舞台は昨年の初夏から再び秋開催に戻ったオートポリス。阿蘇外輪山の北方に位置するオートポリスは標高900m、高低差52mのマウンテンコースで、コース幅は狭めであるがダイナミックかつテクニカルなレイアウト。オーバーテイクポイントも限られており、特にセクター3では遅い車両に詰まるとタイムロスを喫しやすい難コース。公式予選はノックアウト方式(Q1、Q2)で、決勝は約2時間の300kmで争われ、ピットストップは1回。ウェイトハンディは現獲得ポイントと同数値となる18kgを搭載する。

 10月上旬に当地で行われたタイヤメーカーテストでは昨年更新されたコースレコードを更に上回る1分34秒台前半に突入。このテストには指定車両のみで参加できなかったDENSO KOBELCO SARD RC Fであるが既に準備は万端。シリーズもいよいよ大詰めとなり残るレースはあと2戦。チーム一同、不屈の闘志で粉骨砕身に勝利を狙っていった。

 31日(土)午前中の公式練習走行は、気温8度/路面温度14度で快晴ではあるものの風が冷たいコンディション。9時から85分間の混走セッションが開始されたがコースの安定を待つのと赤旗中断もあって、9時23分に平手がコースイン。バランス的には良く高速で若干アンダー気味とのコメント。レース前に吟味された持ち込みセットアップが良い感触を最初から得られたことでタイヤの選択プログラムに移った。平手は、その時点の2番手タイムをマークしながら6周を走行。続いて交代したヘイキが同じタイヤをチェックするフローを種類の違う2セットを行った。初めてのコースながらヘイキもまずまずのタイムでラップを重ねていき、85分間の混走セッションは平手がマークした1分35秒173のタイムで7番手となった。続く10分間のGT500単独セッションでは、ヘイキがアタックシミュレーションを行い、3周目に1分33秒902の5番手タイムをマーク。公式練習走行ではトータル32周+サファリを7周走行してQ1への準備を終えた。


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