更新日: 2018.02.17 08:53
DENSO RC F、SGT第3戦タイは7位フィニッシュ
RACE REPORT
DENSO KOBELCO SARD RC F
第3戦タイ、健闘の攻めで7位フィニッシュ
SUPER GT第3戦タイレポート
2015 SUPER GT 第3戦「BURIRAM SUPER GT RACE」(6/20-21)
6月21日(日)、今季唯一の海外戦となるSUPER GT第3戦「BURIRAM SUPER GT RACE」の決勝が行われ、剛毅果断に表彰台を狙うDENSO KOBELCO SARD RC Fは、10番グリッドからスタートドライバーの平手がペース良く走行。5周目には7位に浮上した。5位争いの集団の中で虎視眈々とチャンスを窺う走りを続け、順位を争う車両のピットインの翌周33周を終えピットインを敢行。ここでタイヤホースが絡むピットトラブルが起こってしまいタイムロス。その後、33周を終え交代したヘイキはトップペースで前を追い上げて9位から順位を挽回。最終ラップ1つ手前の65周でさらに順位を上げ7位フィニッシュとなった。
健闘の攻めで3戦連続となる貴重なポイントを獲得したDENSO KOBELCO SARD RC F。ドライバーポイントでは4点(合計16点)、チームポイントでは7点を獲得(計24点)し、ランキング7位となった。次の第4戦は、8月8日(土)・9日(日)に再び富士スピードウェイにて開催される。
・公式練習走行
開幕から2戦連続5位入賞でシリーズランキング5位につけるDENSO KOBELCO SARD RC F。第3戦は今季唯一の海外戦であり、昨年初開催された「チャーン・インターナショナルサーキット」が舞台。「チャーン(Chang)」とはタイのビールブランド名でありブリラムインターナショナルサーキットのネーミングライツ。開催地ブリラムはバンコクから東北東約400kmに位置し、この季節は暑い夏季に入っている。シリーズ戦はここブリラムから富士、鈴鹿と夏の3連戦を迎える最初の戦いとなる。公式予選はノックアウト方式(Q1、Q2)で、決勝は現地15時スタート(日本時間17時)となり、300km(66周、約2時間)で争われる。ピットストップは1回。ウェイトハンディは現獲得ポイントと同数値となる24kgを搭載する。
コースレイアウトは、富士スピードウェイのコース変更などを担当したティルケ社で、高低差のほとんどない右回り4.554kmのストップアンドゴーセクションと高速コーナーを複合させたテクニカルでチャレンジングなコース。ピットスタンドからは全周が見渡すことができ、スタジアムが大きくそびえ立っている。ピットはオートポリスと同じコース外側に位置し、左側からの給油となる。昨年は優勝も狙える決勝での速さを見せたDENSO KOBELCO SARD RC F。チームは剛毅果断に今季初の表彰台獲得を目指していった。