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投稿日: 2015.06.04 00:00
更新日: 2018.02.17 08:26

DIJON Racing、S耐第2戦SUGOは決勝わずか36分


2015 スーパー耐久シリーズ第2戦 レースレポート

開催日時:予選 5月23日(土)/ 決勝 5月44日(日)
開催地:スポーツランドSUGO(宮城県村田町)
ドライバー:Takamori博士/湯澤翔平/伊勢屋貴史
マシン名:DIJON RacingエンフドレスワコーズDC5
参戦クラス:2015年SUPER耐久シリーズ/ST-4クラス
レース結果:予選:ST-4クラス17位 / 決勝:リタイア(21周)

 スーパー耐久シリーズ第2戦は開幕戦から約2ヶ月ぶりとなる5月22日~24日にスポーツランドSUGO(宮城県村田町)で開催された。

 今回の舞台スポーツランドSUGOは地形を生かした高低差のあるテクニカルサーキットで、1周の距離は3.737kmと短く、コース幅も狭いた め、FIA-GT3マシンから1,500ccのコンパクトカーまでもが一斉に走行するスーパー耐久ではコースアウトや接触などのアクシデントも多く見られ、マシンだけではなくドライバーにもタフなレースが特徴となっている。

 今回DIJON RacingはAドライバーのエースTakamori博士に加え、2014年の全日本F3選手権Nクラスに参戦していた湯澤翔平と、今回の舞台となるスポーツランドSUGOをホームコースとするジェントルマンドライバー伊勢屋貴史を起用することとなった。

 湯澤選手はフォーミュラマシンでスポーツランドSUGOの走行経験はあるものの、スーパー耐久マシンでの走行は今回が初めてとなり、また伊勢屋選手も今回がスーパー耐久デビューレースとなるため、彼らがどれだけ早く耐久レースに順応できるかが注目である。

■5月22日(金)占有走行
 5月末とは思えないほど強い日差しが照りつけたスポーツランドSUGO。占有走行セッション1回目はまずTakamori博士がマシンチェックのためにコースイン。エンジンもミッションも今回から新品を投入した。ならし運転とマシンの基本的なセットアップを兼ね、ペースを抑えながらピットアウト~インを繰り返す。

 その後赤旗中断を経て、湯澤選手~伊勢屋選手の順でドライブ。1回目のセッションは2回目の赤旗が提示されたことで残り1分の時点で終了となっ た。

 2回目のセッションはまずTakamori博士がセッティング評価を行うが、アンダーステアが厳しいとのことで、ペースを抑えてはいるが、タイムは1分37秒453に留まった。その後は湯澤選手と伊勢屋選手の連続走行をメニューに組み込むが、2度の赤旗提示もあって、このセッションは十分な走行が行えなかった。

 3回目はアンダーステア改善のため、Takamori博士がピットアウト~インを繰り返し、サスペンションセッティングを調整しながらマシンを仕上げていった。この日5回目となる赤旗の後、伊勢屋選手、湯澤選手が走行。伊勢屋選手も2回目のセッションに続き1分41秒台に、湯澤選手も1分39秒のタイムをマークし、マシンへの習熟度を徐々に上げていった。


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