スーパー耐久2014 第3戦
SUPER TEC 富士スーパー耐久7時間レース
■レース概要
開催日時 :2014年7月26日(土)~27日(日)
開催地 :富士スピードウェイ(静岡県小山町)
■レース結果概要
車名:Snap-on DIJON Racing DC5
エントラント:DIJON Racing
ドライバー:A:富田竜一郎 B:井上恵一 C:Takamori博士
予選:ST4クラス 9位(総合31位)
決勝:ST4クラス 10位(総合25位)
富士スピードウェイ(静岡県小山町)を舞台にスーパー耐久シリーズ第3戦『SUPER TEC』が開催。DIJON Racingは、富田竜一郎選手、井上恵一選手、Takamori博士の3選手を擁して参戦した。
スーパー耐久シリーズ第3戦『SUPER TEC』は、今季、日本国内での最長レース時間となる7時間の戦いとなり、ST4クラスで優勝するためのターゲットラップは206周と予想され、1周4.563kmのコースを206周すると走行距離は約940kmとなり、真夏のサバイバルレースとなる。
そのため、ドライバーはマシンへの負担を減らすのはもちろんだが、ピットストップの作戦を含め、チームワークも非常に重要となり、監督、メカニック、ヘルパー、マネージャー達の頑張りもレース成績に反映され、チームの総合力が問われる。
今回のスーパー耐久第3戦ではスポットエントリーも認められ、ST-X~ST5クラスまで含めると55台と今季最多のエントリー数を集めた。この中でも、DIJON RacingがエントリーするST4クラスは22台の大量エントリーとなり、最も激戦区であることに間違いない。特に各クラスごとに速度差が大きいため他クラスとコース上で遭遇した際に上手に対処できるかが非常に重要な要素となる。
■7月25日(金)占有走行 天候:晴れ 路面:DRY
金曜日には1時間×3セッションの練習走行が行われた。この日の富士スピードウェイは好天に恵まれ、非常に暑いコンディションであったが富田選手が精力的に周回を重ね、マシンのセットアップや燃料計算等のテストプログラムを精力的にこなし、金曜日の総合成績でもST-4クラス9位とまずまずの結果でレースウィーク初日を終えた。
■7月26日(土) 予選 天候:晴れ 路面:DRY
天候は昨日に引き続き晴れであるが昨日より気温が更に上昇し、マシンにもドライバーにも非常に厳しいコンディションとなる。
11時20分、第2グループ(ST-4&ST-5)Aドライバー予選(15分間)が開始。コース状況を見定め、コースインのタイミングを計る。予選開始から7分経過した時点で富田選手はコースイン。アタック1周のみで1分58秒999をマークしST-4クラス8位の位置につけるも最終的にはST-4クラス9番手となる。
10分間のインターバル後、第1グループ(ST-X~ST-3)Bドライバー予選が開始され、12時00分に第2グループBドライバー予選開始のボートが示された。井上選手は予選開始と共にコースイン。スリップストリームを狙い有利な位置で予選を戦う作戦だ。思うようにスリップストリームは使えず、アタックは3周行ってベストは1分58秒964でST-4クラス9位。A/Bドライバーの合算でもST-4クラス9位となった。
続いて、12時40分から第2グループCドライバー予選がスタート。Cドライバー予選はグリッドには影響しないが予選通過(基準タイム)をクリアする必要がある。Takamori博士はコースインするも決勝タイヤの皮むき作業に徹しノータイム。翌日の決勝レースのスタートは翌日のフリー走行することを条件に認められた。
■7月27日(日) 決勝 天候:晴れ 路面:DRY
富士スピードウェイの上空は朝から夏空が広がっており、気温は30℃を超える猛暑の中、AM8:30から20分間のフリー走行が行われ、DIJON Racingは、決勝に向けてのマシンチェック及びピット作業シュミレーションの確認を行い、ST-4クラス9番手となる。
AM11:00から今季最長の7時間の決勝レースの幕がきられた。今回のスタートドライバーはDIJON Racing育成ドライバーの富田選手。フォーメーションラップ、2グループに分けられた55台の車両が一斉にスタート。
富田選手は無難にスタートを決め無理なく走行を続ける。今回は結果よりも、来月行われるSUPER GT鈴鹿1000Kmデビューに向けて、超距離レースラップの最終確認がメインテーマ。予定では、富田選手は3スティントで規定ギリギリの4時間40分を走行する。
レースは序盤から淡々と進行し、昨年のように荒れた展開とはならなかった。DIJON Racingは順調に周回を重ねて行った。富田選手は37周を終えて予定通りルーティーンのピットイン。ドライバーチェンジ、フロントタイヤ交換、給油を行った。迅速にピットワークも終わり、次にバトンを受けたのはTakamori博士。
ST-4クラス9位で復帰したTakamori博士も安定したペースを守りつつも随所に攻めた走りを見せ47周を走行。レース開始から間もなく3時間が経過し、周回数84周を終えて2回目のピットイン。再び富田選手にドライバーチェンジ。前回のピットストップ同様、フロントタイヤの交換と給油を行ってコースイン。
富田選手は順調に走行を重ね、ST-4クラス7番手まで浮上する。無線でリアタイヤの磨耗が報告され、ピットインの際のタイヤチョイスを悩ませたが、燃料の残量が許す限りピットインを引き延ばし、40周を走行してピットイン。
タイヤは四輪交換して井上選手にドライバーチェンジしてコースイン。井上選手は、SUPER GTではDIJON Racingの監督として活躍しているが、今回はドライバーとしてBドライバーに登録してある。井上選手は順調に走行するが約20周を走行したところで、駆動系がアヤシイと無線で報告。なんとか完走をするためにマシンを労わりながらの走行となる。
チェッカーまで残り時間1時間で井上選手から富田選手にドライバーチェンジ。マシンを労わりながら同一ラップでST-4クラス2台のマシンと戦いながら、富田選手は無事に課題の3スティントをまとめあげ、ST-4クラス10位でチェッカーフラッグを受けた。
