2012/05/21
[ スーパー耐久シリーズ2012 第3戦 SUGOスーパー耐久3時間レース ]

DIJON Racing
スーパー耐久シリーズ
「スーパー耐久シリーズ第3戦 SUGOスーパー耐久3時間レース/スポーツランドSUGO」に参戦。

 スーパー耐久シリーズ第3戦は5月20日(日)、宮城県のスポーツランドSUGOを舞台に「SUGOスーパー耐久3時間レース」として開催された。

 スポーツランドSUGOは1975年、2輪メーカーのヤマハ発動機の出資によって開設。東北地方では唯一の国際格式レースを開催できる公認サーキット。コースの全長は3704.256m。山間の地形を利用しているため、高低差69.83mとアップダウンが激しく、さらに全体に路面のミューは低めで、中高速コーナーが多く、国内でも有数のテクニカルサーキットである。

 コース前半は下り、上りと連続でアップダウンするコーナー多いため、順位を入れ替える重要なポイントとなる。特に第3コーナーは、下りながら高速で左ブラインドコーナーに進入するため、脱出時に姿勢を乱しやすく、コースアウトなどハプニングが発生しやすい。その先のS字コーナーからレインボーコーナーまでは登りが続き、S字コーナーでの脱出速度が非常に重要となるため、レインボーコーナーでは、マシンの挙動、ドライバー技量を見て、場合によっては、下位クラスの車両が上位クラスの車両をパッシングすることもあるコーナーとなっている。決してコース幅が広いとは言えないが、普段よりも多くオーバ―テイクシーンは、緊張感も格段に増す。

 このコースではマシンのコーナリング性能の優劣が問われるため、ST-4クラスではS2000が有利と言われているが、今期DIJON Racingは、インテグラDC5を使用しており、ドライバーの経験とチームの総合力で上位入賞を狙う。

 第3戦は、開幕戦と同様に予選・決勝が同日に開催される1Dayレースとなり、天候にも恵まれ、午前9時00分からAドライバー予選がスタートした。

 AドライバーTakamori博士がコースイン、コース、マシンの状況を確認しつつ入念にタイヤを暖めながら2周目に1分36秒台へペースを上げ始めアタックに入った4周目コース上でオイルフラッグが提示されアタックを断念、残念ながら1分36秒012にとどまってしまった。

 30分間のインターバルを挟み、Bドライバー予選が開始された。井上恵一はクリアラップを意識し先頭でコースイン、路面温度も上昇し、コースコンディションも回復し、1周目からアタックに入る。

 アタック2周目に1分35秒410までタイムを詰めるが、エンジンから異音が発生したため、予選アタックを中断してマシンをガレージへ戻す事を選択した。

 その結果、合算タイムの正式総合予選結果は「3'11.422」でST-4クラス、9番手、総合32番手グリッドから決勝スタートとなった。

 予選の結果には反映されないが、Bドライバー予選後、すぐにCドライバー予選が開始されるが、今回、DIJONドライバー育成プログラムからYOKORINがCドライバー登録されていたが、チームは、緊急のエンジン交換作業を決断し、決勝レースまで時間的な猶予がほとんど無いことから、Cドライバー予選をキャンセルしてエンジン交換作業を行うこととなった。

 メカニックの懸命な作業により、午後1時10分、決勝グリッドへのコースインギリギリにエンジン交換作業を間に合わせ、無事決勝のスターティング・グリッドにマシンは並べられた。

 天候は予選に引き続き、決勝レースも良好で気温24度、路面温度47度と、5月とは思えぬほどのコンディションとなり、ドライバーには少々過酷な戦いになることも予想された。

 DIJON RacingのスタートドライバーはBドライバーの井上恵一がドライブ。

 午後1時38分。44台が一斉にグリーンシグナルの点灯と同時に加速、3時間先のチェッカー目指して1コーナーに飛び込む。スタート直後の3コーナーでST-3クラス№35assetテクノZ33が姿勢を乱して単独スピン。後続車両が多数いるにも係らず、無謀なコース復帰を試みた事により、後続車両との多重接触事故を誘発。このアクシデントでコース上には大量のパーツが散乱し、セーフティカーが導入されることとなったが、この混乱をうまく切り抜けた井上恵一はクラス4番手までポジションアップを図ることが出来た。

 レースは6周目から再スタートが切られ、ラップタイムも1分37秒台へ突入、好調にラップを重ね、14周目にはベストタイムを更新し3番手の追従に期待を持たせるレース展開となった。しかし、15周目に突然のレーシングアクシデントにみまわれる。ST-5クラスの車両をパスする際にラインを変更、アクセルを開けるタイミング遅れてしまった為、後続のST-4クラス車両が急接近、ハイポイントコーナーの進入で追突されマシンのバランスを崩しコースアウト、何とか体勢を保ったもののフロントスポイラーを破損しながら走行を続ける。しかし、コントロールタワーから無情にもオレンジボールが提示され、マシンの修復作業を行うために緊急ピットインを余儀なくされた。

 チームは、緊急ピット作業で、フロントスポイラーの交換作業とTakamori博士へのドライバー交替を行い、コースに復帰するも、総合38位、ST-4クラス10位まで順位を落としてしまった。チームはこのアクシデントにより作戦を大きく変更し、Takamori博士はガス欠ぎりぎり迄のロングスティントに挑む作戦を指示、タイヤを温存しながら周回を重ね、1時間30分50周のロングスティントを走りきったが、ST-4クラス9位とポジションの大きな挽回には及ばなかった。

 残り1時間をきったところで井上恵一にドライバーを交代、ペースを上げ猛追するも順位を上げるまでにはいたらず、16時38分ゴールのチェッカーを受けた。トータル102Lap正式結果は総合26位、ST-4クラス、9位完走という結果に終わった。

スーパー耐久シリーズ第3戦 SUGOスーパー耐久3時間レース / スポーツランドSUGO
2012年5月20日(日)公式予選、決勝レース
スポーツランドSUGO  レース距離:3時間

DIJON Racing  クラス :ST4  ゼッケン:No.48
車両名:DIJON私立日本橋高校ED WAKO'S DC5
チーム監督 :井上恵一  
チーフエンジニア :水越真一  チーフメカニック :福岡学 レースエンジニア :佐藤賢二 
ドライバー :Takamori博士 / 井上恵一 / YOKORIN
タイヤ:YOKOHAMA  参戦車両 :ホンダ インテグラDC5
技術協力:ミネルバレーシング、株式会社エンドレスプロジェクト、株式会社和光ケミカル

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