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スーパーGTニュース

投稿日: 2013.03.27 00:00
更新日: 2018.02.23 14:03

DTM、グランダムと合意。北米でDTMレース開催へ


 DTMドイツツーリングカー選手権を運営するITRと、グランダム・ロードレーシング/インターナショナル・モータースポーツアソシエイション(IMSA)は26日、ニューヨークで共同記者会見を開催し、2015年、もしくは16年から北米でDTMスタイルのレースを開催すると明らかにした。

 2012年から新しい規定を導入したDTMは、車両規則統一に向け2009年末から日本のスーパーGTシリーズと交渉を開始。この交渉の裏では北米のスポーツカーレースを運営するグランダムと同様の交渉が続けられているとされていた。

 そんな中、26日にニューヨークのタイムズスクエアでDTMを運営するITRとグランダム、そして2014年からグランダムと合併するアメリカン・ル・マン・シリーズ(ALMS)を運営するIMSAが共同で記者会見を開催。DTMライセンスの使用、そして共同関係について、グランダム創設者のジム・フランス、ITR代表のハンス-ベルナー・アウフレヒトとの間で署名が為された。

 この会見の中で発表された合意によれば、早ければ2015年、もしくは2016年に、グランダムとALMSが合併して誕生するユナイテッド・スポーツカー・レーシングと併催する形で、70分から75分というDTMスタイルのレースを開催。これについてグランダムのCEO、エド・ベネットは「90分のテレビ番組にちょうどいいスタイルだ。最低でも18〜20台の参加を見込んでいる」と語る。