DTMドイツツーリングカー選手権第9戦は27日、オランダのザントフールトで予選が行われ、2013年王者のマイク・ロッケンフェラー(アウディRS5 DTM)がポールポジションを獲得。前戦ラウジッツリンクで今季チャンピオンを決めたマルコ・ウィットマン(BMW M4 DTM)が2番手につけた。

 今季、シリーズ当初に予定されていた中国での開催がキャンセルとなったため、代替として開催されることになったザントフールトでのDTM第9戦。迎えた予選では、Q1、Q2とトップではなかったものの、2013年チャンピオンのロッケンフェラーがQ3でタイムを伸ばしポールポジションを獲得。ウィットマンが続き、13年〜14年王者が最前列に並ぶことになった。

「いいリザルトだね。このコースは僕たちに合っているのは分かっていたけど、純粋にザントフールトは僕に合っているんだ。DTMではいつものことだけどすごく接近した予選だった。前回は中団からのスタートだったけど、今回は最前列なんだからね」とロッケンフェラー。

 一方、2番手につけたウィットマンは「ちょっと残念だね。ポールポジションは手の届くところだったんだ」と悔しがる。

「残念なことにちょっとだけミスをしてしまったんだ。それでこのポジションになってしまった。日曜はマイクに対して、できるだけのことをしてみるよ」

 ロッケンフェラーのコメントを裏付けるように、3番手にはエドアルド・モルタラが続き、マティアス・エクストローム、ジェイミー・グリーン、ニコ・ミューラーとアウディRS5 DTM勢が3番手〜6番手を占めた。ただし、エクストロームは予選Q1でゲイリー・パフェット(DTMメルセデスAMG Cクーペ)の妨害をしてしまったとして、グリッドダウンのペナルティが課されている。

 メルセデス勢のトップは、唯一のQ3進出を果たした前戦ウイナー、パスカル・ウェーレインの7番手。「一方ではハッピーだよ。プラクティスに比べてかなり進歩を果たしたからね。でももう一方では、もっとグリッドを上げなきゃいけない気持ちもある」とウェーレインは語った。

本日のレースクイーン

安西茉莉あんざいまり
2025年 / スーパーGT
R'Qs Racing Girls
  • auto sport ch by autosport web

    FORMATION LAP Produced by auto sport : Hands in the Fight|0.25mmの戦い

    FORMATION LAP Produced by auto sport : Hands in the Fight|0.25mmの戦い

  • auto sport

    auto sport 2025年7月号 No.1609

    【特集】LE MANS 2025
    “史上最混戦”の俊足耐久プロト頂上決定戦

  • asweb shop

    STANLEY TEAM KUNIMITSUグッズに御朱印帳が登場!
    細かい繊細な織りで表現された豪華な仕上げ

    3,000円