DTMドイツツーリングカー選手権は1日、ハンガロリンクで41周の決勝レースが行われ、ポールポジションからスタートしたマルコ・ウィットマン(BMW M4 DTM)が優勝。第1戦ホッケンハイムに続き今季2勝目を飾った。
ひさびさの開催となったハンガロリンクでのDTM。迎えたスタートではポールポジションスタートのウィットマンが1コーナーを制し、ミゲル・モリーナ(アウディRS5 DTM)が2番手からポジションを落とし、3番手スタートのティモ・グロック(BMW M4 DTM)、アントニオ・フェリックス・ダ・コスタ(BMW M4 DTM)が続きBMW勢が上位を占めていった。
トップを快走したウィットマンは、終始リードを保ちながらトップでチェッカーを受けることに。開幕戦の優勝、第2戦のポールポジションと、今シーズン絶好調のウィットマンが今季2勝目を飾った。
「素晴らしい成功だ。ストラテジーがうまくいって、ミスもしなかったからたくさんのリードを保つことができた。チャンピオンを考えるかなんてこの時点では無駄なことだよ。1レースずつ戦っていくだけだ」とウィットマン。
2位には、スタート直後にポジションを落としたが素早いピット作業を行い順位を挽回したモリーナが入ることに。3位には中盤素晴らしい追い上げをみせたブルーの・シュペングラー(BMW M4 DTM)となった。
一方、DTMメルセデスAMG Cクーペ勢は決勝も苦しい戦いに。最高位はロバート・ウィケンスの11位となった。
「予選の後、簡単にいくものではないとすぐ理解したよ。だけど、レースを通じて小さなステップがあったし、ウィケンスの順位が我々にヒントを与えてくれたと思う」とメルセデスのDTMチームをマネージメントするウォルフガング・シャトリンは語っている。
「(次戦)ノリスリンクは我々にあっているはずだよ」