DTMドイツツーリングカー選手権はイギリスのブランズハッチで予選が行われ、マルティン・トムジク(BMW M3 DTM)がトップ、2番手にはマイク・ロッケンフェラー(アウディRS5 DTM)が、3番手にはアウグスト・ファルファス(BMW M3 DTM)が続いたが、トムジク車は最低重量違反のため予選結果取り消し。ロッケンフェラーがポールとなった。
1周が41秒ほどのラップタイムということや、決勝に向けてグリッドが非常に重要となるため、接戦となったDTM第2戦ブランズハッチの予選。迎えたQ1から、ロッケンフェラーが真っ先に飛び出し積極的にタイムを刻んでいく。
Q1では、マルコ・ウィットマン(BMW M3 DTM)がトップタイムをマークし、ミゲル・モリーナ(アウディRS5 DTM)が2番手に。続くQ2では、モリーナがトップに浮上、トムジク、ウィットマンと続いていくが、このブランズハッチの予選で大不調に見舞われたのがメルセデスベンツ勢。Q2で全車が脱落してしまい、12番手のゲイリー・パフェットがメルセデス勢の最上位となった。
セッションを重ねるごとにポジションを上げてきたトムジクは、続くQ3でもトップで通過。ロッケンフェラー、ファルファス、ハンドと続き、4台が1台ずつアタックするQ4でも4台の順位は変わらず。トムジクが今季初ポールを決めた。
しかし、その後トムジクのマシンは車検で最低重量違反が発覚。このため、ロッケンフェラーが繰り上がりでポール、ファルファスが最前列2番手となった。