DTMドイツツーリングカー選手権の今季最終戦となるホッケンハイム戦は22日予選が行われ、ミゲル・モリーナ(アウディA4 DTM)がキャリア二度目のポールポジションを獲得した。
今季のチャンピオンはマルティン・トムジクに決まったものの、2010年最終戦、そして現行規定でのDTMラストレースということもあり注目が集まったホッケンハイムでのレース。最終のQ4まで勝ち進んだモリーナは、1分32秒717というタイムをマークし、ジェイミー・グリーン(メルセデスベンツCクラス)を下しポールを獲得。モリーナにとってはオッシャースレーベン戦に続くポールとなった。
「僕にとって、ホッケンハイムは初めてDTMでレースを戦った場所だけにこのポールポジションは嬉しいよ。オッシャースレーベンでは僅差だったけど、今回は少し余裕があったね」とモリーナ。
モリーナのタイムには、2番手に入ったグリーンも脱帽。「僕もすごくいいラップをできたからハッピーだよ。でもモリーナのタイムは素晴らしかった。レースでは僕にもチャンスがあると思うけどね」と語る。
3番手となったのは、今季のDTM王者トムジク。4番手にはマイク・ロッケンフェラー、5番手にはティモ・シャイダーとアウディ勢が続いた。