メルセデスベンツのモータースポーツチーフを務めるトト・ウォルフは、DTMドイツツーリングカー選手権第3戦レッドブルリンクの結果をうけて、予選ペースについて「まったく満足していない」と語っている。

 今季DTMに参戦するメルセデスベンツ勢は予選で上位グリッドをアウディ、BMW勢に奪われることが多く、今季3戦はすべてライバル勢がポールポジションを獲得。第3戦レッドブルリンクでもHWAのロバート・ウィケンスがマークした7番手が予選最上位タイムとなった。この状況についてウォルフは、問題の解決が急務であると語っている。

「我々はいま不振に陥っており、特に予選の結果についてはまったく満足していない」とウォルフは語る。

「状況をよく精査して、もっと予選ペースを良くするために何ができるかを考えなければならない。我々はレーサーであり、ファイターなんだ。メルセデスベンツはきっと上位にカムバックする」

 決勝レースにおいてメルセデスベンツCクラスクーペのスピードは疑いようがなく、HWAのゲイリー・パフェットは、スタンダードタイヤ装着時に開幕戦ホッケンハイム、第2戦ブランズハッチと最も決勝ペースが速かった。また、レッドブルリンクではオプションタイヤでクリスチャン・ビエトリスが16番手から7位までポジションを上げた。

 現在ランキング5位と、メルセデスベンツ勢の中で最もランキング上位につけているビエトリスは、決勝ペースの良さを活かすためにも、予選で少しでも上位につけたいと語る。

「クルマについて言うことはあまりなかったよ。去年もここでは速かったし、今年もレースでは速かった。僕たちに必要なのは、土曜の予選から日曜の決勝までの間の最もいい妥協点を探すことだ。なぜなら予選ペースがいちばんの問題なんだからね」とビエトリス。

「予選のペースがもっと良ければ、表彰台は間違いなく争えるはずなんだ」

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