LEXUS TEAM LeMans ENEOS
2015年 SUPER GTシリーズ
第8戦 レースレポート

開催日
予選:2015年 11月 14日(土)
決勝:2015年 11月 15日(日)

サーキット
ツインリンクもてぎ(1周4.801379km)

決勝レース周回数
53周(254.473087km)

ドライバー
大嶋 和也 / 国本 雄資

順位
予選:10位 / 決勝:9位

シリーズランキング
大嶋 和也:9位/32ポイント(今回2)
国本 雄資:9位/32ポイント(今回2)
チーム:9位/49ポイント(今回5)

■今季最終戦9位完走、ラスト3戦連続ポイント獲得
 シリーズ最終戦として、例年同様ノーハンデで挑むこととなった第8戦もてぎ。タイトルの可能性は潰えたとはいえ、連続入賞中のENEOS SUSTINA RC Fだけに有終の美を飾るような会心のレースが期待されたが、惜しくも土曜の予選では不安定な雨の中でQ2進出はならず。10番手からスタートした決勝では、ウェットからドライに転じて行く難しい状況ながら粘り強く戦ったENEOS SUSTINA RC Fは、9位でチェッカー。終盤3戦を連続ポイントゲットと、来年に繋がる形でシリーズを締めくくる結果となった。

●予選(天気:雨 / コース:ウェット)
雨模様となった11月14日(日)、午前8時50分にスタートした公式練習でのENEOS SUSTINA RC Fは、まずは大嶋がステアリングを握ってセットアップやタイヤ選択を進めると、午前9時35分には国本にスイッチ。1分47秒583と好タイムをマークし、まずは7番手に。まずまずの手応えを得たLEXUS TEAM LeMans ENEOSは、GT300のQ1に引き続いて行われた午後2時20分からのGT500のQ1は国本がアタックを担当したが、雨の量が増えたセッション後半にアタックする形となってしまいタイムが伸びず、1分49秒533の10番手に。惜しくもENEOS SUSTINA RC FはQ2進出を逃し、翌日の決勝は10番手スタートとなった。

●決勝(天気:くもりのち晴れ / コース:ウェット&ドライ)
 53周で争われる日曜午後の決勝は、午後1時40分にパレードラップがスタート。スタート進行の間に、一旦乾き始めていた路面に再び雨が落ちて来たことで、スタートドライバーを務める大嶋はレインタイヤでのスタートとなった。

 午後1時48分、決勝レースがスタート。10番手スタートの大嶋は、オープニングラップにややポジションを下げ12番手に。さらに2周目に13番手と、序盤ポジションを下げた大嶋だったが、接近戦の中で挽回し5周目に11番手に浮上すると、さらに7周目には10番手とポジションを戻して行く。大嶋のポジションアップは続き、10周目に9番手、11周目に8番手に躍進するが、急速に路面が乾いて行く中でペースが上がらず、ふたたびポジションを下げてしまう。そこでLEXUS TEAM LeMans ENEOSは19周終了時と、ドライバーの最低周回数をクリアしたところで早めに大嶋をピットインさせ、ドライタイヤで国本を送り出す。まだ濡れている路面状況の中、国本は序盤苦戦も27周目に入ったセーフティーカーが明けた後は、徐々にペースを上げ44周目に1分41秒461のベストラップを刻むと9番手まで挽回してチェッカー。ENEOS SUSTINA RC Fは今季最終戦を9位で終えることとなった。

大嶋和也のコメント
10番手スタートということで、頑張って追い上げなければならないというレースでしたが、序盤はペース良くポジションを挽回できたものの、路面が乾き始めた状況でのペースが良くなくて。それで早めにピットに入って国本選手に交代することとなりました。今季はマシンには充分速さがあったと思いますし、優勝争いに絡むことができるパフォーマンスがあったと思いますが、それを結果につなげられませんでした。とても悔しいシーズンでしたが、また来年に向けてより強くなれるよう、しっかり準備をして来年に臨みたいと思います。

国本雄資のコメント
早い段階で交代しドライタイヤでピットアウトしたのですが、やはり序盤はまだ濡れている部分が多くて厳しかったですね。それでも徐々に路面が乾き、タイヤが温まって来てからはまずまずのペースで走れたとは思いますが、どんどん抜いて行くということは出来ませんでした。残念ながら今季はうまくいかないレースが多く、予選も含め流れも悪かったですし、自分の力をしっかりと発揮出来たという実感がないので、悔いの残る1年になりました。そうした難しい状況の中で課題に取り組むことが出来たことは自分にとってプラスだったと思っていますし、今季の経験を今後の自分に活かして行きたいですね。
土沼監督のコメント
土曜の公式練習では雨の中で国本は速かったのですが、残念ながら午後のQ1ではタイミングが悪かったのかタイムが出ず、Q2進出を逃してしまいました。決勝では追い上げを期して望んだのですが、難しいコンディションの中で上位進出はならず、結果的にまた流れに乗り切れないレースとなってしまったように思います。来季は一層の強さを身につけ、強いチームになるべく頑張ろうと思います。

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