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スーパーGTニュース

投稿日: 2011.06.19 00:00
更新日: 2018.02.16 03:05

EPSON HSV-010、接触もあり12位フィニッシュ


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SUPER GT第3戦 MALAYSIA
レースレポート

6月19日(日)セパンサーキット(マレーシア)天気:晴れ

◇昨日に引き続きセパンらしい灼熱の晴天の中、16時に決勝レースがスタート。14番グリッドのEPSON HSV-010のスタートドライバーは道上龍。後方からの巻き返しが期待されるところだが、思うようにペースが上がらず苦戦しながらの走行になる。

 そんな中、道上は必死の追い上げを見せ順位を挽回して、20周目にピットインし、中山友貴にドライバーチェンジ。コースに復帰後早々に、他の500クラスのマシンに追突されその影響で順位を2つ落としてしまう。暑さの中、安定したラップタイムを刻みつつ懸命の走りを続け、12位でチェッカーを受けた。EPSON NAKAJIMA RACINGは、序盤3戦を終え、中盤戦を迎えるにあたりさらに気持ちを引き締め、チーム一丸となり次戦菅生に臨む。

◇コメント
チームディレクター:藤井一三
「苦しいポジションからのスタートでしたが少しずつポジションを挽回していくことができていたと思います。残念ながら追突されポジションを落としてしまい、そこから開いた間隔を詰めるので精一杯でした。暑い中、両ドライバーともミスなく頑張ったと思います」

道上龍
「タイヤの温まりがよかったのでスタートはうまくいって、1台をパスすることができました。その後、フロントのグリップ感が落ち苦しい展開になりましたが、自分のスティントの後半はまたペースを上げることができて、前をいく集団に追いつくことができました。その後、中山選手に交代した後、他のマシンに追突され順位を落とすことになり残念なレースになってしまいました。しかし、過酷なこのセパンでチームがひとつとなり、走り切れたということで次のステップに繋がったと思うので、これからも諦めず前向きに頑張っていきたいと思います」

中山友貴
「20周目にドライバー交代をして、道上選手が履いたタイヤとは違う種類のタイヤを履いてコースに復帰しました。ピット作業が素早く行なえたおかげでいくつか順位を上げてコースに戻れたのですが、最終コーナーのブレーキングで他のマシンに追突され、スピンしてしまいました。しかし、そこからすぐに復帰しましたが、2台に交わされてしまいました。その後、順位を挽回しようと毎周プッシュして懸命に走りましたが、段々ペースをキープするのが難しくなってしまい1台をパスし12位でゴールしました。夏のレースに向けてはいくつかタイヤ開発によって改善の余地があると思うので、テストでしっかり仕上げていきたいと思います。日本からもたくさんのご声援をありがとうございました。次戦もよろしくお願いします」

中嶋悟総監督
「第3戦セパン、14位のポジションから徐々にポジションを上げて、タイヤ交換ののちもいくつか順位を上げましたが、他のマシンの追突によりポジションを落とすことになってしまいました。残念ながらポイントゲットまでは届かなかったですが、粘り強く2人のドライバーが走ってくれ12位でフィニッシュをすることができました。ただし、喜ばれるポジションのレースではありませんでした。テストを重ね、次のレースに挑みます。ご声援ありがとうございました」

※次回のレースは7月30日・31日の菅生ラウンドとなります。
※テレビ番組放送予定「SUPE RGT+」TV東京系 6月26日(日)23:30~


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