SUPER GT Round 6 43rd International SUZUKA 1000km
レースレポート
8月31日(日) 鈴鹿サーキット 天気:曇り

◇予選前の練習走行でのトラブルで公式予選に出走することができなかったEpson NSX CONCEPT-GTだったが、決勝前のフリー走行には修復を終えたマシンが無事に参加し、8番手タイムをマーク。予選を未出走となったことから、長く過酷な1000kmレースに15番グリッドから臨むこととなった。

 通常のレースとは異なり、11時05分にはスタート進行が開始され、いよいよ12時15分に決勝レースのスタートが切られた。フォーメーションラップを終え、スタートドライバーを務めたベルトラン・バゲットは一気に10番手まで順位を上げる。4周目にはさらに前の1台をオーバーテイクし、9番手に。快調なペースで周回を続け、8番手を走行していた20周目に1回目のピットインを行ない、タイヤ交換と給油をして、11番手でコースに復帰。各チームの1回目のピットインが終わった35周を終えた段階で、バゲットは6番手を走行。2回目のピットインに備え、厳しい状況の中、懸命のプッシュを続ける。

 40周目にピットインを行ない、ここで中嶋大祐に交代し、タイヤ交換と給油を終えてコースに戻る。代わった大祐もタイヤを労わりながら懸命のプッシュを続け、76周目に前のマシンをパス、7番手で3回目のピットインをしようとしていたところ、パスしたマシンに追突されピットロード入口でスピン。タイムロスをしたが、そのまま何とかピットへ入り、ドライバーチェンジとピット作業を行なう。

 86周目にはピットイン時に追突された影響で、左のリアタイヤがパンクし、バゲットはコースアウト。マシンをピットに戻すことに。しばらくマシンの修復に時間を費やしたが、再び走行を開始。12番手となったが、諦めることなくチェッカーを目指してプッシュを続ける。110周目に再び大祐に交代、最後のピットストップまで気を抜くことなく自己ベストタイムをマークし、周回を続けていく。バゲットへ最後のバトンを確実につなぎたい大祐だったが、124周目にマシンの不調で緊急ピットイン。ブレーキのトラブルにより、レース続行は不可能と判断され、ここでレースを終えることになった。

◇観客動員数
8月30日(土)予選25,000人
8月31日(日)決勝36,000人

◇コメント
中嶋大祐
「最終的には追突によって受けたダメージの影響でリタイアせざるを得ませんでした。途中、追突を受けるまでは良いペースをキープすることが出来ていました。昨日の火災の後、メカニックが精一杯頑張って直してくれた中で結果を残したかったので残念です」

ベルトラン・バゲット
「What a tough weekend we had! We didn’t run at all on Saturday and that costs us a lot. We started from last position and we progressively work up our way trough the field.Unfortunately we got it by another car in the middle of the race and from that point we started to have a lot of problem to finally retire. The positive thing is that our tires were very consistent and our laptime on one lap not to bad at all. We7ll keep working hard and hopefully come back in the points in Thailand」

『なんてタフな週末だったんだろう! 僕たちは土曜日ほとんど走れなかったし、それが僕たちにとって大きな損失となってしまった。僕たちは最後尾からのスタートだったが、どんどん自分たちのレースを進めて行った。しかし不運なことにレース中盤ほかの車にぶつけられこの時点から最終的にリタイアにつながる問題をかかえはじめてしまった。ただ、希望が持てるのは僕たちのタイヤがとても安定してきて一発のタイムも悪くはなかった点だ。僕たちはタイ大会ではポイントを獲得するためにこれからも頑張り続けます』

中嶋 悟総監督
「1000kmレースという長い大会の始まりに大きなトラブルがあり、過酷なレースとなりましたが、メカニックたちの頑張りもあり、何とかライバルたちと同じ状況でレースをすることができました。レースのほうは、やはりいろいろなことが起こり、歯痒くなるシーンもありましたが、みんなの力を結集して戦ったことは、今後のレースへの大きな自信に繋がったと思います。長時間のレースでしたが、最後までたくさんのご声援をいただき、本当にありがとうございました。残りレースが2戦となりましたが、全力で頑張ってまいりますので、よろしくお願い致します」

※次回のSUPER GTレースは10月4日・5日にブリーラムユナイテッドインターナショナルサーキット(タイ)にて開催されます。

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