“チーム一丸”が実り始めた初めての東北でのレース。
ポイントゲットを逃すも 、これまでの最高位完走は、次戦への貴重な経験値に。

July 27th Qualifying

天候:曇り 路面状況はドライ
観客数:9500 人

 まだ梅雨の明けない東北地方、厳しい暑さに見舞われた昨年とは打って変わって時折雨の降る肌寒い天候となったこの日、午前中の公式練習は安岡→加納→安岡→加納の順でそれぞれが車両の感触を確かめました。今にも雨が降ってきそうな空模様の中、定刻14時から行われた予選では、Q1を担当した安岡選手が8Lap目に1’22.017のベストラップを出し、見事8位でQ1を通過しました。続くQ2は霧の中で行われ、踏ん張りを見せた加納選手が最後の最後で、1’23.800のタイムを出してQ2も12位で終了。決勝は12番グリッドからと、これまでの最高位からのスタートが切れることになりました。

なお 300 クラス予選の結果は下記のとおりとなりました。
P1 #61 P2 #55 P3 #16
SUBARU BRZ R&D SPORT 山野哲也 / 佐々木孝太 ARTA CR-Z 高木真一/小林崇志
MUGEN CR-Z GT 武藤英樹/中山友貴
P12 #50 Exe ASTON MARTIN 加納政樹 / 安岡秀徒

July 28th Race Day
天候:曇り・雨 路面状況はドライ→ウェット
気温:26°C→24°C /路面温度 :40 度→28 度 観客数:26500 人

 天気予報では雨の確率が高くウェットコンディションが予想されていたにもかかわらず、午前9時のフリー走行開始のころからは青空がのぞき始め、加納、安岡両選手がそれぞれ車両の感触を確認して、よいコンディションで午後の決勝に臨むこととなりました。

 車両がスターティンググリッドに並ぶ頃になると、7月らしい太陽のまぶしい青空が広がり、大勢の観客が詰めかけました。決勝は定刻の14時にフォーメーションスタート。12番グリッドからのスタートでステアリングを握る安岡選手は、スタート後すぐにポジションを10位に上げ、4Lap目にはベストラップとなる1‘23.955を記録し、終始1分24秒台のタイムで安定した走りを見せました。GT300クラスは前半、4位以下の数台が平均1分24秒台にひしめき合う混戦となっており、安岡選手の好調な走りは上位チームに並んで、10位以内に食い込んできていました。46Lap目で加納選手にドライバーチェンジ。チームは右側のタイヤのみを交換するという作戦に出て、11位で車両をコースに戻します。加納選手は1分26秒台の好タイムで走行を続け、11位をキープしていましたが、間もなく51Lapで雨が降り始め、気温もどんどん下がるコンディションとなりました。状況を見ていたチームはタイヤをインターミディエイトに交換することを決めて59Lapのところで車両をピットに入れ、タイヤ交換を敢行。16位でコースに戻りました。しかし、その後雨が弱まり、加納選手は14位まで順位を上げたものの、結果的にはこのタイヤ交換のピットインがタイムロスとなり、見えていたポイント獲得の10位以内入賞を惜しくも逃す結果となりました。

 しかし、14位はこれまでの最高位であり、この上位車両とのレースやウェット路面でのレースという経験が、チームにとっても両ドライバーにとっても貴重な財産であり、次戦に向けてのよい足掛かりとなりました。

 8月に鈴鹿サーキットで開催される次戦PokkaSapporo1000Kmレースにおきましても、変わらぬ応援を賜りますよう、よろしくお願いいたします。

P1 #55 ARTA CR-Z GT 高木真一/小林崇志
P2 #16 MUGEN CR-Z GT 武藤英紀/中山友貴
P3 #0 ENDLESS TAISAN PORSCHE 峰尾恭輔/横溝直輝
P14 #50  加納政樹 / 安岡秀徒

<チーム代表 伊藤宗治>
今回のレースはメンテナンスの段階から「バクダン」のようなトラブルを抱えていたのですが、意外にもいろいろなことが安定して、チームとして楽しめるようなレースウィークとなりました。そのような状態で臨んだレースは、セパンに続いて安岡をスタートにしながら加納さんに引き継ぐ展開を計画していて、ことのほかスタートも順調にこなし、ラップタイムも安定していましたが、加納さんのドライビングの時に小雨が降ってきたためタイヤをインターミディエットに交換しました。しかし予想外に雨脚が強くならず、結果的には順位を落とすこととなってしまいました。このタイヤ選択は采配ミスであり、ファンやスポンサーの皆様が期待したポイントをとれなかったことは、残念に思います。次戦は長時間のレースとなりますので、とにかくメンテナンスで「バクダン」を処理し、不安のないような持ち込みにしたいと思っています。また、三人のドライバーとなるので、うまくコントロールしながら完走とポイントゲットに全力を尽くしたいと思います。最後になりましたが、タイヤの性能がよく、このレースで安定したタイムを刻めたこと、またタイヤの使い方にも無理を聞いていただけたことをヨコハマタイヤ様に心から感謝します。
ここ菅生で4戦目にして「ようやくレースを戦う」というところまできました。どうぞ今後とも、応援をよろしくお願いします。

<ドライバー加納政樹>
菅生は自分にとってはあまり経験のないサーキットだったので、1日目の公式練習ではサーキットに慣れながらどこまでやれるかがポイントだったのですが、乗り出しからスムーズに流れに乗れて感触はよかったです。予選も難しいコンディションでしたが、安岡くんがQ1を突破してくれたので、自分も一つでも前に順位をもっていきたくて、最後にタイムを出してGT-Rの前に行けたので最高によかったです。決勝は、すべては雨にやられた感じで、周囲がドライだったのにタイヤをインターミディエイトに変えて、もう少し雨が降ってくれるとよかったのですが、厳しい状況になってしまいました。しかし、今回いろいろな状況や天候の波乱があった中で、セパンに続いて完走することができ、だんだんと順位が上がってきているので、次の鈴鹿では阪口くんも帰ってきてくれることですし、なんとかきっちり1000Kmを完走して、チームと三人のドライバー一丸となって、初のポイント目指してがんばりたいと思っています。

<ドライバー安岡秀徒>
僕にとって、とても勉強になったレースでした。土曜日の走り出しから車の調子がいいことはよくわかり、予選はきっちりQ2に進みたいと、と思っていました。そしてしっかりとQ2に進むことができて、しかも加納さんが今シーズン最高の12番グリッドを獲得してくれたので望みうるベストの土曜日になったと思います。決勝では、車両には自信があったのでレースに集中して向かうことができたと思います。周囲より頑張ってタイヤをあっためてスタートを迎え、順位を上げて初めて上位を争う車両と一緒になって走ることができ、さらに前に上がっていきたいという気持ちはありましたが、先を見据えつつ前の車を抜くチャンスを窺うという走りを実践できて、非常に楽しかったです。スティント後半に48号車に抜かれたのは痛かったですが、バトルができてたいへんいい経験になりました。次の鈴鹿では強力な第三ドライバーの阪口選手も加わりますので、チャンスだと思います。今回のレースを通して僕の役割もわかってきましたし、大事な鈴鹿のレースの前にいいレースができたことは収穫です。次戦は、三人でがんばって上位を目指したいです。

 第5戦鈴鹿ラウンドは8月17日〜18日に鈴鹿サーキット(三重県)に於いて開催されます。
引き続きの応援、宜しくお願いします。

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