フォース・インディアF1チームは8日、2011年用ニューマシンのVJM04を発表した。VJM04はチーム・ロータスのT128に続きブレード状のロールバーを採用。サイドポッドの形状など、チームのオリジナリティが出たマシンとなっている。

 2011年最初のテストであるバレンシアテストでは2010年型のVJM03で走行、結果的には2011年型ニューマシンの中で最も遅れたリリースとなったフォース・インディア。8日にインターネット上で発表されたVJM04は、今週のヘレステストから走行をスタートさせることになる。

 外観上の特徴としては、すでに発表されているロータスT128と同様、ブレード状のロールバーを採用したほか、サイドポンツーン下部は大きくえぐれ、複雑なフロントウイング形状が確認できる。

 フォース・インディアは2010年のコンストラクターズランキングは7位。今季はエイドリアン・スーティルのチームメイトとしてDTMで活躍してきたポール・ディ・レスタが加入し、昨年を上回る成績を狙うことになる。

「2010年は68ポイントを獲得し、チャンピオンシップで7位になることができた。チームにとっては目標に向けて確実に向かっていることを示すことができた年だったと思う」と語るのはチーム代表のビジャイ・マリア。

「そして今年はもっと素晴らしい年になるだろう。我々はハングリーな3人のドライバーを得て、ポイント獲得はもちろん、表彰台や勝利も狙って行きたい。我々は発明に優れ、柔軟性と力があるテクニカルチームを築くことができた。彼らはレギュレーションの変化に柔軟に対応してくれたと思う。また、マクラーレンは素晴らしい技術を提供してくれたし、メルセデスベンツも高性能なエンジンを供給してくれている」

「言うまでもなく、今年最も特別なイベントは私の母国のインドグランプリだ。この舞台よりも初勝利を得るにふさわしい舞台は無いと思わないかい?」

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