フォース・インディアのチーム副代表ボブ・ファーンリーが、2014年には現在のドライバーラインナップを継続したい意向であるが、大勢の候補がおり、最終判断はもう少し先になると語った。
チームはポール・ディ・レスタとは来年の契約を結んでおり、エイドリアン・スーティルとの間にもオプション契約が存在すると考えられているが、いまだに来季のドライバーラインナップは発表されていない。
ファーンリーは、現在のペアは非常に強力であり、来年変更しなければならない理由はないと考えているものの、チームの株主が10月末に最終的に決断を下すと述べた。
「我々の決定はインドGP前後に行われる。このタイミングで株主が決断を下す」とファーンリー。
「我々のチームにいるドライバーは非常に優秀だ。一方で現在チームを探している優秀なドライバーたちもいる」
「しかし今の段階では(ドライバーを)変える理由はない」
昨年までフォース・インディアに所属していたニコ・ヒュルケンベルグは、ロータス移籍が実現しなかった場合のためにフォース・インディアにアプローチしていると考えられている。
また、フェラーリから離脱することが決まったフェリペ・マッサもロータスおよびフォース・インディアの候補であるとみられる。
ファーンリーは、ドライバーラインナップを変える必要が出てきたとしても、候補は大勢いると語った。
しかしこれまで同様、ドライバー選択に関しては、レースチーム側から推薦を行い、最終決定は株主が下すという。
「(候補として)驚くほど大勢の才能あるドライバーがいる。だが現実的に考えると、4人の優秀なドライバーが3つのシートに集中している状況だ」
「3つのシートというのは、ロータスのひとつとフォース・インディアのふたつだ」
「だが2014年には大規模な変更はないだろう」
「我々の仕事は、誰が可能性があるかを調べ、(株主に)提案し、情報を提供することだ」