全日本選手権フォーミュラ・ニッポンを運営する日本レースプロモーション(JRP)は、台風12号による荒天のため中止になったフォーミュラ・ニッポン第5戦鈴鹿の代替開催を正式に断念すると明らかにした。
鈴鹿サーキットで行われる予定だった第5戦は、紀伊半島に大きな被害を及ぼした台風12号の影響により、開催前から予選日の中止が決定。決勝日にワンデーで予選・決勝を行う予定だったが、朝からの大雨と強風により、中止が決定していた。
JRPは、中止となった第5戦の代替開催について、代替開催に向けて「あらゆる可能性を検討し、調整(プレスリリースより)」してきたが、29日、正式に開催を断念した。
これにより、今季のフォーミュラ・ニッポンは全6戦のポイントで選手権が争われることになった。ランキングで逆転の可能性があったドライバーの中には「なんとか代替開催を実現して欲しい」という声もあったが、今回の決定により11月5日〜6日からのツインリンクもてぎ戦でチャンピオンが決まることになりそうだ。
