全日本選手権フォーミュラ・ニッポンを運営する日本レースプロモーションは26日、今季のフォーミュラ・ニッポンの選手権概要発表会を、東京都新宿区にある聖徳記念絵画館前で行った。

 今季のフォーミュラ・ニッポンは、07〜08年にチャンピオンを獲得した松田次生(TEAM IMPUL)と09年王者のロイック・デュバル(KYGNUS SUNOCO)が復帰、昨年タイトルを獲得したアンドレ・ロッテラー(PETRONAS TOM'S)、10年王者のジョアオ-パオロ・デ・オリベイラ(TEAM IMPUL)と4人のタイトル経験者が揃う年となり、さらに初勝利を狙う若手ドライバーたちも力をつけているほか、シーズン後半戦には佐藤琢磨の参戦が予定されているなど、非常に楽しみなシーズンとなる。

 そんな今季のフォーミュラ・ニッポンの開幕に向けて26日に行われた発表会では、聖徳記念絵画館前にTEAM IMPUL、PETRONAS TOM'S、DOCOMO DANDELION、NAKAJIMA RACINGの4台のマシンが並べられ、一般のファンも詰めかける中、ロッテラーが欠席となったものの、今季の参戦ドライバー、チーム監督が集結した。

 発表会では、まず先週亡くなった株式会社ルマン代表の花輪知夫代表に黙祷を捧げた後、日本レースプロモーションの中嶋悟会長が挨拶。「4人のチャンピオンドライバーが集まり、他の若手ドライバーもそれを倒すべく集まっている。ぜひサーキットに足を運んで頂ければと思います」と今年のフォーミュラ・ニッポン開催を宣言した。

 また、チーム代表としてPETRONAS TOM'Sの舘信秀代表、また選手代表として松田が挨拶。松田は「2年間参戦してませんでしたが、その間かなりフォーミュラ・ニッポンの図式が変わっていると思います。僕は今年3回目のチャンピオンを獲って、日本人中心のレース図式にしたいと思いますし、ここにいる全員が、コンマ1秒を削って戦うはずです。テレビで、そしてサーキットで観戦してください」と語った。

 発表会終盤には、ドライバーがファンと交流できる時間も設けられるなど、オープンな雰囲気となったフォーミュラ・ニッポン選手権概要発表会。今年はレース距離も2レースの最終戦をのぞきほぼ統一され、タイヤ交換義務も撤廃されるなど、レースフォーマットも変化した。充実のドライバーたちによる熱いレースが展開されそうだ。

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