全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第3戦オートポリスは決勝日を迎え、朝のフリー走行が行われ、小暮卓史(NAKAJIMA RACING)がトップタイムをマークした。
雲ひとつない快晴で迎えたフォーミュラ・ニッポン第3戦オートポリスの決勝日。午前9時からのフリー走行では、各車コースオープンを待ちわびたかのようにコースイン。今回のオートポリス戦はコースが全面再舗装されたことから、タイヤのタレなど決勝に向けて確認することが多く、各車積極的に周回を重ねていった。
今季のレギュレーションでは作戦面に大きな幅を設けることは厳しいと予想されているものの、昨日の予選で下位に沈んだアンドレ・ロッテラー(PETRONAS TOM'S)やジョアオ-パオロ・デ・オリベイラ(TEAM IMPUL)が決勝に向けてどう巻き返していくかが注目されるところ。このフリー走行でもロッテラーがまずは32秒台のベストタイムをマークしていく。
セッション序盤、ロッテラーのタイムを上回り30秒台に突入してきたのは小暮卓史(NAKAJIMA RACING)。次いで安田裕信(KONDO RACING)も30秒台に突入する。その後各車ロングランを実施する中でロッテラーも31秒台に突入していく。
大きなアクシデント等もなく終えた朝のフリー走行で、最終的にトップタイムとなったのは小暮の1分30秒716というタイム。次いで安田、ロッテラーというトップ3となった。ポールポジションの塚越広大(DOCOMO DANDELION)は11番手、2番手松田次生(TEAM IMPUL)は10番手というベストタイムとなっている。
