更新日: 2018.02.17 10:15
“F1にいるべきでない”マルドナド「来年も走る」

元F1ドライバーで現在WECで活躍しているマーク・ウエーバーが、今のF1にはモータースポーツ最高峰にふさわしくないドライバーが何人かいると発言、例としてパストール・マルドナドの名前を挙げた。
ベネズエラの石油会社PDVSAからの支援を受けてロータスで走るマルドナドは、F1で1勝を挙げた経験はあるものの、クラッシュやミスが非常に多い。今季12戦の中で、チームメイトのロマン・グロージャンは3位表彰台を達成して38点を獲得しているが、マルドナドは7位が最高位で合計12点の得点にとどまっている。
ウエーバーは、今のF1では資金の力でシートを得て、F1に必要なハングリーさや才能を備えていないドライバーが何人か存在すると嘆いている。
「上位のドライバーに才能があるのは分かっている。でも何人か資金でF1のシートを得たドライバーたちもいる」とウエーバーはSkyのインタビューにおいて語った。
「金で走るドライバーたちは昔からF1にいた。でも僕がデビューした02年や、2010年、あるいは90年代中盤を振り返ると、(ジュニアカテゴリーで)走っているドライバーたちが政府の支援ではなく自分のリザルトによってF1に昇格できるチャンスが今よりもあった」
ウエーバーはF1にふさわしくないドライバーとしてマルドナドを挙げ、「パストールは一例に過ぎない。何人かF1にいるべきでないドライバーがいる」と語った。
「彼らはもっと活気を持って、プロフェッショナルにF1に取り組み、F1にいる目的をもっとしっかり自覚すべきだ」
「もっとハングリーであるべきだ。全力を注ぎ、集中して戦う、プロフェッショナルでハングリーな、トップレベルの力を持ったドライバーが見たい」
この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています