2012年F1第4戦バーレーンGPの公式予選Q1は、マクラーレンのルイス・ハミルトンがトップタイムを記録した。ザウバーの小林可夢偉は6番手でQ2に進んだ。
いつもとは違って開始5分過ぎから各車の計測ラップがスタートしたQ1。気温28度、路面温度は41度と非常に熱く、コース上は強い風の影響もあって序盤はコースオフするマシンも時折見られた。
各車は最初にハードタイヤでタイムを刻み、終盤にソフトタイヤでアタックするマシンが多いなか、ウイリアムズのパストール・マルドナドは最初からソフトタイヤでアタックし、序盤のトップにつける。レッドブルの2台もマルドナドと同じく最初からソフトでアタックをかけたが上位につけることはできず、最終的なトップはチェッカー間際に1分22秒台に入れたハミルトンが奪っている。
2番手にはロータスのロメイン・グロージャンがつけ、フェラーリのフェルナンド・アロンソが3番手。以下ニコ・ロズベルグ、マルドナドと続き、ザウバーの小林可夢偉も最後のアタックで6番手となるタイムをマークした。
レッドブルはマーク・ウエーバー9番手、セバスチャン・ベッテルは12番手につけた。一方、マルドナドが5番手につけたウイリアムズはブルーノ・セナがQ2進出をかけたラストアタックで痛恨のコースオフを喫しノックアウト。ケータハム、マルシャ、HRTの6台とともに早々と予選を終えた。