2011年F1タイヤサプライヤーにピレリが決定し、正式発表がヨーロッパGPの前に行われると報じられている。
今季末でブリヂストンがF1から撤退するため、来年以降のタイヤサプライヤーの選考が進められており、ミシュランとピレリに絞られた後、ピレリにほぼ決定したと言われていたが、正式発表はいまだなされていない。今週、ピレリの会長マルコ・トロンチェッティは、決定にはあと数週間かかるだろうと述べていた。
一方ピレリの情報筋が422race.comに語ったところによると、同社が新サプライヤーを務めることになり、スペインで行われるヨーロッパGPの前に正式に発表される見込みだという。
422race.comは、トルコGPでは3チームがピレリのオファーに同意しなかったため、契約がまとまらなかったと報じている。トルコではミシュランが最後のアピールを行っている。しかしFIAがピレリとの契約の詳細を確定した後、正式発表を行うことになったという。
現在、各チームが2011年のマシン製作を行う上でタイヤが決定していないことが大きな問題となっている。
ピレリは2011年には現在と同じサイズのタイヤを用意し、2012年以降にはサイズを変更するものと見られている。