中国GPの金曜記者会見に出席したBMWザウバーのペーター・ザウバー、ルノーのエリック・ブーリエ、HRTのコリン・コレス、ウイリアムズのアダム・パーが、来季F1のタイヤに関し、無償で供給してもらえるのが望ましいと語った。

 ブリヂストンが2010年末でF1から撤退するため、来季に向けてF1はタイヤサプライヤーを決めなければならない状況にある。現在最も有力な候補はミシュランであるが、同社は相応の支払いを受けること、単独サプライヤーにならないこと、ホイールリムを13インチから18インチに変更することを条件としていると言われている。

「世界には我々に良質なタイヤを供給できる会社がいくつもある。いいショーを可能にし、完璧な安全性を持ったタイヤをね」とウイリアムズのCEOであるパーは語っている。
「皆いいブランドを持った、いい会社だ。チームに無料でタイヤを供給するといういい契約を結ぶことが重要だ」
「バーニー(・エクレストン)がF1委員会から依頼され、タイヤ供給を受けるための交渉を行っている。彼ほどこの役目がふさわしい人物はいないので、我々の希望するものが手に入ると確信している」

 ザウバーとコレスもタイヤが無償である方が好ましいと述べ、ザウバーはさらにワンメイクを希望するとも語っている。
「もちろん無償でタイヤが欲しいし、それは可能だ。だが、もっと重要なのは、タイヤサプライヤーが1社であるということだ」

 ブーリエは、一番心配なのはタイヤ契約が結べないことだと述べている。
「まずはタイヤを確保しなければならない。可能なら無償がいい。ビッグブランドであるかどうかは関係ない。もちろん安全性の問題は重要で、きちんとしたタイヤを手に入れる必要がある。ショーという面で、タイヤのスペックをひとつにするのかどうかを決めなければならないが、まずはタイヤが必要だ」

 最近、エクレストンがエイボンとの契約に関心を持っており、ミシュランの条件よりも“ノーブランドでもっとずっと低予算で済む選択肢”を選びたい意向であるとも報じられている。

本日のレースクイーン

乃木美沙のぎみさ
2025年 / スーパーGT
RUNUP Rising Angels
  • auto sport ch by autosport web

    FORMATION LAP Produced by auto sport : Hands in the Fight|0.25mmの戦い

    FORMATION LAP Produced by auto sport : Hands in the Fight|0.25mmの戦い

  • auto sport

    auto sport 2025年7月号 No.1609

    【特集】LE MANS 2025
    “史上最混戦”の俊足耐久プロト頂上決定戦

  • asweb shop

    STANLEY TEAM KUNIMITSUグッズに御朱印帳が登場!
    細かい繊細な織りで表現された豪華な仕上げ

    3,000円